今日の露出は今までとは違っていた
「ほらここで脱いで」
後輩のYにそう言われたのは住宅街の中、この先行き止まりということで人や車の交通量は少なそうだがアスファルトの上というのがどうしても罪悪感をくすぐる
「よりによってこんなところでするのはないんじゃない?」と一応言ってみる
するとYは「へー、先輩契約破るんだー」と可愛らしくもするどい上目使いでのぞきこんできた
Yは昔から近所に住んでいて今年同じ部活に入ってきてから仲よくなった
いつも可愛く甘えてくるYのことが好きになるまで時間はかからなかった
ある日2人で残って片付けをしていると俺の中の気持ちが頂点に達したのか、気がついたらYに告白していた
ハッと気がつくとYの少し困ったような顔がそこにあった
しばらくしてYは「オレ今彼女いるんですけど・・・」と小さく言った
俺は「ゴメン!今のことは忘れてくれ!!」と言おうとしたがYの口が先に開き、「でも今の彼女に満足してませんし別れたいと思ってたんですよねー。オレの言うこと何でも聞くっていうなら付き合ってもいいですよ」と言った
俺は信じられなかったがYが自分のものになるのならどんなことでもするとちかった
「先輩がオレのものになるんですよ?まっ、とりあえずこれで契約成立ということで」
そうあの日から俺はYの遊び道具になってしまった