シャワーも終わり上がると、涼太くんは既に上がっていた。
涼太「駿太遅いぞー!中でシコってたんじゃないの?」
僕「しないし!涼太が早すぎるだけ!ちゃんと洗った?」
涼太「洗ったし!疲れたから早く休むところ行こうや!」
確かに時間も21時を過ぎていた。
服を着替え保健室のある校舎に向かった。
涼太「ねっ。夜の校舎ってなんか怖くない?しかも保健室の隣って。」
僕「涼太ってお化け屋敷とか苦手そうやもんね。手を繋いであげようか?」
涼太「怖くねーし、さっ行こう。」
歩いていると、後ろの方から物音がする。
涼太「わー、何?今の音?」
っといい、僕に抱きついてくる。
涼太「駿太くん、やっぱり怖いから手を繋ごう。しかもトイレも行きたくなったから、ついてきて欲しいなー。」
僕「そんな甘えた声で言われたら。しょうがないなー。っでも僕も怖いと思ってたから。」
涼太「なんだー。駿太がいるからなんか怖くない」
トイレも無事に終わり、休む部屋に着いた。
涼太くん「あっ!言い忘れたけど、今日布団とか持ってくるの忘れた!っでも駿太持ってきてるよね?だから一緒に寝よう!2人で寝たら温かいし!」
僕「それさ!もし僕が忘れてたらどうするつもりだったん?」
涼太「駿太は、真面目やから絶対に忘れないと言う確信がある。」
僕「なんだそれ!しょうがないなー。じゃー一緒に寝させてあげよう。枕1つしかないけどタオル丸めたらいいしね」
涼太「駿太〜持つべき友は違うなー!今度お礼にオムライス作ってあげるからね!」
僕「それは嬉しいな!未来のコックさんに作ってもらえるなんて。」
そんなこんなで2人で一つの布団に入る。
涼太くんは相変わらず、あっという間に眠ってしまった。