ゆうとが僕に近づいてがっしりした体で抱き締めてくれた。
ゆ「言ってくれてありがとう。俺、うれしいよ。なおちゃんがそんなに俺のこと、思ってくれとったなんて。きづいてあげれんくてごめんな。」
僕はゆうとの優しさに、またゆうとの胸の中で泣いた。ゆうとは僕が落ち着くまでギュッとしてくれた。
な「今日はほんまごめんなー汗」
ゆ「きにせんで♪じゃまた明日^^」
な「うん、ばいばーい」
その日はそれで別れた。
次の日、ゆうとは今までどうり、僕と接してくれた。他言もしてないようだし…。
ゆ「今日部活休みやねん♪ばり珍しいわー♪てことで今日うちこーへん?」
な「いいん?」
ゆ「もち、いえ誰もおらんし〜♪」
ゆうとんちは共働きで一人っ子だから一人の時が多いみたいだった。
短縮授業で午前のみの学校がおわって、外でご飯をすませてゆうとの家に向かった。
ゆ「ここが俺の部屋ー。適当に座って。」
部屋はまぁまぁ片付いてる。
僕はベッドに横になった。