ラジオから流れてくる歌声、
いつも何気なく聞いてた一青窈の歌。
僕の我慢がいつか実を結び・・・、
君と好きな人が百年続きますように。
突然涙が溢れてきた。
君が僕を避け始めたのは、
6月くらいだったっけ?
いや、避けたんじゃないよな、
君はいろんな友達と喋りたかったんだろ。
僕たち二人で行動することが多かったもんね
無理ないよなぁ、君は僕の気持ち知らないしさ。
別に他の人と喋ってるのなんか気にならないよ、
ただ、
僕と喋ってる時に退屈そうにしてるのが、
嫌だったんだ。
だから、僕は君と喋らないことに決めたんだ。
君は優しいから、退屈でも僕に話しかけてくれる、
そんなことしなくていいよ。
僕、君が他の誰かと喋って、
楽しそうにしてるの見てるだけで
充分。
僕、君を嫌いになれないから、
突然喋らなくなった僕を
嫌いになってね。
今、君は近い距離だけど
僕のいない世界で楽しそうに
喋ってる、笑ってる。
少し前まで、喋ってくれたけど、
もう一言も言葉を交わさないね
君はどんな思いで僕を見てるんだろう、
友達と思ってくれてるのかな。
気になるけど、聞かないよ。
もう少しで卒業式だ、
もう君には会うことも無くなる。
僕、君が幸せになる事を望んでるよ。
僕の我慢、実を結ぶといいな、