オレは30歳。コージは23歳。
オレとコージは、会社の先輩・後輩。
オレ等の会社は2号店あって、オレが2号店、コージは1号店で働いていた。
コージと初めて会ったのは、イベントの時だった。
コージ:今年入社しました○○(←苗字)です。よろしくお願いします。
オレ:あっ○○です。よろしく。また2号店にも遊びに来て。
オレは、若いけどしっかりしてるなぁ。と思ったけど、正直あまり会う事がないと思ったから、会話はそれだけだった。
しかし、1年後、僕は1号店の責任者としてに異動となった。
でも、オレはコージと職場が違うという事もあって、挨拶+αぐらいしかしゃべらなかった。
ある日、オレが鍵閉め当番で残っていると、
コージ:僕も残って仕事していっていいですか?
オレ:いいけど、25時には帰るよ。
コージ:わかりました。
オレは、仕事をしているコージにコーヒーを入れてあげ、会社内の鍵閉めや確認に行ってた。
確認後、オレは事務所に戻ると、
コージ:あのー、今日、○○サンの家に泊めて貰っていいですか?
オレ:別にいいけど、どうしたん?
コージ:明日早番なのと、家までが遠いから。
オレ:わかった。どうせ俺も早番だから、一緒に出勤すればいいよ。
コージ:ありがとうございます。
オレ:でも、オレの部屋何もないよ。
コージ:全然大丈夫です。
オレとコージは会社の鍵を閉めて俺の家に向かった。
オレの部屋で少しお酒を飲みながら、いろんな話をした。
気づけばもう朝の6時、2人寝ずにそのまま出勤した。
この時は、まだオレはコージに恋愛感はなかった。