次の朝学校へいくと 僕は侑に話しかけた
僕「侑、昨日はごめんな」
侑「気にせんでいいよ、てか昨日友達きたんだけどさ、なんか邪魔しちゃ悪いし帰るわ とかいって帰っていっちゃったんだよね」
えっ!?それって僕のことじゃ… いやいや、また違ったら恥ずかしいし…
僕「へえ〜 俺と一緒じゃん笑 ゲームに集中しすぎたんじゃん?せっかく来てくれたんだからゲームばっかしてんなよ」
僕は平然と受け流すかのようにそういった
侑「そうだね、いつも俺が悪いね。」
もうほんとにどうしていいかわからなくなり、全部思ったことを言ってやろうと決心した
僕「あのさー、どうしてほしいわけ?嫌がらせ?俺なんかしたけ?侑の嫌がることした?」
侑「なんもしてないさ、俺がおかしいんだって。卓也と話したいし遊びたいけど卓也の事見てるとイライラしてくる」
僕「イライラってなんなん?嫌いなのかどうなのかハッキリしてや」
侑「嫌いじゃない、てか好き 他の人と話してる卓也が嫌い」
僕は その一瞬ドキッとした
僕「他の人と話したらダメなん?んじゃ俺どうしたらいい?」
侑「わからん、楽しそうに話しないで。俺とももっと話して」
この時気づいた クラス中に話の内容が丸聞こえだったことに…
僕「……… 中学校はいったら誰も知ってる人いないし そうなるよ!きっと他のみんなもそんな感じだって」
クラス全体に聞こえるよう大声で言った
侑「俺はそうじゃない、他の人なんてどうでもいい、卓也が友達でいてくれれば俺は他の友達なんていらない」
完全にわれを忘れている… すでに無意識状態だ… このままじゃまずい もしかしたら虐められるかもしれない… 過剰かもしれないがそう直感した
僕「わかったよ、とりあえずもう授業始まるから学校終わったら話そう。ね?」
侑「やだ、今話したい、今じゃなきゃ嫌だ」
僕も無我夢中でこの場をどうにかしたいと思い 侑を連れて学校の外へ飛び出した