8/23、ずっと好きだった後輩に告白しました。
ここで同じように悩んでる人の参考になればうれしいと思って書きます。
同じ大学の部活内で2年間くらいずっと片思いしてた後輩に告白しました。
もともと言うつもりなんてぜんぜん無かったんだけど、かなり自分の中で追い詰められて自分ではどうしようもできなかったので告白しました。
俺の通ってる大学は、短大とか専門とかとにかくいろいろまじってて、同じ講義なんて受けることは無かった、部活で会うだけの関係でした。
最初はそんなに仲が良かったわけじゃなく、どちらかというと嫌いでした。
俺よりちょっと背が高くて明るくてノリもよく、飲みに誘えば必ず来るようなヤツだったので先輩たちもすごくかわいがってました。
俺も飲みにはよく参加してたんで、だんだんと仲良くなっていきました。
お互い一人暮らしをしてて家も近かったので自然と2人で飲むことも多かったし、部活の悩みやグチ聞いたり、
部活でみんなで飲んだ帰りに、俺んちでふたりきりで2次会とかしてそのまま泊まってくってこともよくしてました。
そのころから一緒にいて楽しいってだけじゃなく、なんか落ち着くっていうか本音で話せるな〜って感じてた。
たぶんもう好きになってたんだと思う。
メールの受信ボックスで、そいつの名前だけ輝いて見えたり、顔見るだけでテンションあがったり、そいつの行動にいちいち一喜一憂してました。
結構仲良くなった頃から旅行とかも一緒にいくようになった。二人きりってわけじゃないけど3回はいったかな?
旅行中もちょっかい出しまくってプロレスごっことか、とにかくじゃれあってました。
ここまで仲良くなった友達なんて俺にいたかなって思うくらい楽しかったです。
俺からしたらそれくらい大切な関係だったんですけど、向こうからしたらそれが普通だったのかもしれません。
後輩にっとては、友達や他の部員とオールで飲むことも日常茶飯事だったので。
この2年間、後輩には彼女もできてました。お祭りで一目惚れしたとかで付き合ったって聞いたとき、俺は案外平気でした。
「な〜んだ、俺ってこいつのことそこまで好きじゃなかったのかな?」ってくらいあっさり受け入れられました。
でも勘違いでした。
この前も同じように飲みの約束をしていました。
「別の飲み会が入ってるんで、そのあとでもいっすか?」
「おー!」
とかメールしました。いくら待ってもぜんぜん来なくって、我慢できずにメールしました。
「おいなにやってんだよーー。まだかよ(笑)」
「すみません↓もうすぐです。あっ先輩、俺重大発表があります(笑)」
「え、なんだよ〜?」
「今日から付き合うことになりました(笑)」
かなりビックリしたんで、その時すぐ電話して事情を聴きました。
実は、今日の飲み会っていうのは、誘われて女の子とふたりで飲んだらしく、そのまま話してたらコクっちゃったみたいで。
もともと好きだったわけじゃなかったらしいんですが、一緒に飲んでるうちにかわいく思えて、向こうもそんなオーラがでてたらしく、イケる!っと思って告白したと。
しかもその女の子っていうのは、俺も知っている、同じ部活の後輩だったんです。
すごい衝撃でした。ずっと信じられませんでした。好きだったなんて話今まで一度も聴いたことないし、きっとこれはドッキリかな?って思うほどビックリした。
もう夜中の2時過ぎに、なんとか俺んちに来てもらっていろいろ話を聴きました。
そのときはもう頭は真っ白だったんですが、後輩がめっちゃ恥ずかしそうに、
「えぇ〜、それ俺から言わなきゃだめですか〜(笑)?」とかいう態度をみて、確信しました。
その日は俺んちに泊まってくれたんですけど、俺はぜんぜん眠れず、寝顔を見ながら、
「こんなに近くにいるのに、すごい遠いところにいってしまったみたい。すげぇつらい、どうしよう」
とか考えながら、ずっと悩んでそのまま朝を迎えてました。
とにかくばれないように、できるだけ明るく振舞っていようと決め、これからも変わらず接していこう!っと思いました。
なのに、一週間くらいぜんぜんメシも食えず、なにもする気になれず、とにかく会いたくてしかたありませんでした。
そんな日々をすごしてると、部員から相談があるってことで、本当はそんな気にはなれなかったけど、OKしました。それが23日でした。
23日は雨がぽつぽつ降ってましたが、近くで花火大会があるらしくて後輩も新しい彼女と見に行ってた。
部員の相談は、飲みながら俺の家で聞いたんですけど、結局その二人が付き合うことで気まずいかもって内容でした。
(まあ結局その部員的には面白がってたみたいなんだけど、ぶっちゃけその女をちょっと好きだったみたい)
その部員は花火大会たのしいですか?とか花火きれいですか?とかチョクチョク後輩にメール送ってたみたいで、そのあと、後輩から連絡がきて、
今度は3人で飲むことになりました。
俺は今の気持ちのままあったらつらいと思って、ホントはやめてほしかったけど、それでも後輩に会いたかったのでOKしました。
後輩が俺んちにきて、また3人でのみ始めました。っつっても1時くらいになってて、18時あたりから飲み始めてる俺らにとっては結構つらくて、
だんだんまったりしてきました。部員と後輩はふたりで楽しそうに話しながら、新しい彼女の話ばっかりするので、俺は平然をたもっていられず、どんどん暗くなっていきました。
口数がへったせいか、俺の異変に気づいて、ふたりとも「大丈夫?」って聞くので、「もうねみーよ!(笑)」と最大限明るく返しました。多分この時が一番つらかったです。
2時くらいになって、後輩が「もうそろそろ帰りますね!」っていうので、部員には「ちょっとごめん。あいつと話す事あるから待ってて」とひとり家に残し、後輩を追いかけました。
家を出てすぐのところを後輩が歩いていたので、「話があるんだけど、ちょっとだけ時間くれ」と声をかけて、近くの公園まで歩きました。
歩いてる最中も「なんすかあ?こわいな〜(笑)」なんて言ってたんで、ほんとに告白しようかどうしようかまだ迷ってました。
まだぽつぽつ雨は降っていて、公園のベンチも濡れてたけど、ふたりあいだを空けて座りました。暗かったけど、やっぱり顔を見るのは怖かったので、そっぽを向きながら切り出しました。
「すごいおどろくこといっていい?」って3回くらい念をおして、「お前のことずっと好きだった」って言いました。
このフレーズが、ずっといいたかったのに、実際本人を前にしてみると、ぜんぜん言えず、結局5分くらいの沈黙の後にやっと言えたんです。
それから、とぎれとぎれですが、今まで本当にずっと好きだったこと。一緒にいると楽だったこと。最初はそんなに好きじゃなかったこととか良く分からないけど、
めちゃくちゃ混乱してたので、とにかく頭に浮かんだことを話しました。
そして、新しい彼女が同じ部活の女ってきいて、すごくつらかったこととか。
「本当は言わずにいて、これからもずっと一緒にいられるほうが楽だと思った。でも今は一緒にいると辛すぎて、自分がこんなに暗いままだと、どっちにしろ嫌われると思って、
だから本当のこと伝えることにした。」
話を聞いているあいだも、後輩はずっとうん。うん。って言ってくれてました。
「気持ち伝えることで、お前のこと傷つけると思ったけど、それよりも自己中かもしんないけど、自分が辛くて、だから…」
「もしきもちわるかったら、気まずかったら言って!!もう話しかけないようにするから!!これ以上お前に甘えたくないし、、、迷惑なことだって分かってるよ。ごめんね」
今まで胸にたまってた言葉を全部言った後、すこし沈黙が続きました。
何回か自分の中でシュミレーションしてたはずなのに、現実ってぜんぜん違うな〜とか心の中で思ってました。
沈黙をやぶったのは後輩でした。
後輩「先輩がそれを言ったからって、俺らの関係って変わっちゃうんですか?」
俺「でもお前気まずくねーの?」
後輩「たしかにびっくりしましたよ。でも明日にはきっと治ってますよ(笑)」
俺「…」
後輩「先輩が気まずいならしょうがないですけど、俺はこのままでいいとおもうんですけど」
もちろん付き合えるは思ってなかったけど、嫌われるってばっかり考えてたので、こっちがびっくりしました。
俺「俺もお前とずっと友達でいたい。ただ好きなだけじゃなくて、人間として尊敬してる。こんなに素敵なヤツなんて生まれて初めて出会ったし、
お前みたいなやつのこと好きになれて、俺幸せだった。それに誇りに思ってる」
後輩「じゃあ友達でいましょうよ」
話の流れはこんな感じだったと思いますけど、ちょっと違うところもあったかも。とにかく嫌われなかったっていうのが一番うれしかったんです。
全部話してスッキリしたせいか、そのあとはとても気楽に後輩と話せました。どうゆう所が好きだったとか、結構アピールしてたんだぞっとか。
向こうからしてみれば迷惑な話かもしれませんが、本当にやさしいヤツだと思いました。
正直ずるいと思いましたが、「これからも好きでいていい?」ってきいてしまいました。
「いいですよ」って後輩は言ってくれましたが、きっとやさしさゆえだと思います。
俺は告白したことをぜんぜん後悔してません。ただひとつ、向こうの気持ちを考えず、ただ一方的に甘えてしまったことで、相手を傷つけたことが残念です。
でも、それでも後悔したくありません。自分は強くありません。
好きな人に告白なんて今までしたことなかったけど、今回はどうしてもしなきゃいけない、じゃなきゃ一生つらいって感じたんです。
言わずに後悔するくらいなら、言ってから後悔したい。言った後に苦しむほうがいいって決断しました。
自分に素直になることが一番大切なことだって感じたから告白したんです。
今はまだ、時間もあまりたってないから、後輩のことが好きなままです。これから前に進めるようがんばっていくつもりです。
だけど、告白しておもいました。こいつのことはきっとずっと一生好きでいるんだろうな…ひとりの人間としてずっと好きなんだろうなって。
それくらいすばらしい人を俺は好きになりました。今までにない幸せをもらいました。自己満ていわれるけど、でも好きになったことは俺の一生の誇りです。