次の日。切り替えの早い、俺は自分が人と違うということを認めるのに時間がかからなかった。
むしろ、この禁断の恋と前向きに戦うつもりでいた。
俺は誰かに相談したかった。真っ先にうかんだのは竜一の顔。
俺(竜一に相談しよっかなぁ…でも、キモがられたらどうしよう…)
多少の不安はあったが今は悩んでる暇はないのでスグに、相談があるといった内容のメールを竜一に送った。
返信はスグにきた。
竜「おぅ!どうした?」
俺「あの…メールだと面倒だから、○×公園まできてくれない?」
竜「おぅ!良いよ。」
今は夏。もう、21時なのに、外はまだ薄暗い気がした。
俺が公園につくと、竜一はすでについていた。
俺「ちゃーすっ ごめんね。こんな時間に!!」
竜「全然大丈夫。お前こそ早く帰んないと電車の時間やばいんじゃない?」
俺「そんときは竜一ん家に泊めてもらうよ(笑)」
竜「ホント、図々しいな(笑)」
俺「ごめーん(笑)」
竜「まぁ、泊まるのは良いけどさ(笑)ところで相談って?」
俺「う…うん。」
俺は竜一の横に座る。
俺「俺、好きな人がいるんだ…。」
竜「え!?まじ??だれ?」
俺は声が震えるのを我慢して言った。
俺「そ…その、真吾なんだ〃〃」
い… 言ったぁ!!!!
心の中で叫んだ。
沈黙が続く。
竜一が沈黙を破る。
竜「やっぱ…そうなんだ。」
俺「え…??」
竜「お前ら見てれば分かるよ(笑)」
俺「あはは。」
俺は、苦笑い。
俺「それでね…」
と、次のセリフを言いかけた瞬間、竜一が遮断する。
竜「正直、妬いてた。」
俺「……へ?」
俺は言葉の意味が理解出来ずにいた。
竜「お前が真吾と仲良くしてるのを見て、焼きもち妬いてたんだよ!!」
え?え?え?!
俺は頭が混乱した。
竜「相談するつもりだったのにごめんな。でも、俺…お前が好きだっていう気持ちに嘘はつけないんだよ。」
俺は竜一の顔が見れない
竜「D、大好きだ。愛してるよ。」
俺は口を開く。
俺「ちょっと、待ってよ。頭こんがらがってる…」
竜「あぁ。待つよ。」
それから、何分間沈黙が続いただろう。
俺は、あまりの驚きにボーっとするしかなかった
。竜一が俺のことを好きだって!?!?信じられなかった…。
俺はふと、時計を見る。
俺「ヤバッ!!終電行っちゃう!!」
いきなり大声を出したから、竜一は驚いていた。
竜「いきなり、大声出すなよ!!……つか、ヤベェぢゃん!走るぞ!」
竜一は俺の手を引っ張った。
俺「え!?ちょ…ちょっと待ってよぉ!!」
その後は、2人でがむしゃらに駅まで走った。
『5番線より、上り最終電車発車します。』
ぷるるるる〜
ま…間に合わなかった。
竜「い…いっちゃったよ。ハァハァ」
俺「やっちまったぁ…ハァハァ」
二人はもう、息切れで普通に喋れなかった。
竜「そんなところも大好きだよ。ハァハァ」
俺「こんな時まで、褒めんなよ〃〃ハァハァ」
ハァ…ハァ…ハァ
沈黙が続き、息の音だけがする。
竜「俺ん家…来る?」
俺「………………うん〃」
Gはエロ要素を含むのでHな話のカテで、続き書きます。
ここまでの、感想とか頂けたら嬉しいです(≧▽≦)ノ☆★