あれから2週間…
俺ら、3人はホントに仲良くなった。誰もが認める仲良しトリオ(?)みたいな(笑)
2週間のうちになにがあったかというと、まずは新入生テスト!これには触れないとして…(;笑)
なんといっても、ビッグイベントは、やっぱり楽器決めのオーディション。結果は… なんと、俺も真吾も打楽器パート合格!!2人で泣いて喜びあった。忘れちゃいけない竜一も、もちろんトランペットに合格。竜一の場合、もともとプロ級にうまいから落ちるはずがなかった。
俺「いえーい!!3人とも合格だぜぇ(≧▽≦)カンパーイ!!!!」
俺&真&竜「カンパーイ!!!」
真「良かったぁ!大ちゃんと同じになれて!!マジ嬉しい!」
俺「俺もだよ!改めてよろしくね!」
真「いえ〜い」
ぱちッ
俺らはハイタッチをした。
竜「最近、お前らホント仲良いよな。ホモかよ(笑)」真「何いってんだよ!大ちゃんと俺は親友なんだよ!!ね!!」
俺「う…うん!!」
竜「怪しい( ̄ー ̄)」
俺はこの時、何だか変な気分になった。竜一が
『ホモ』
っていう、単語を出した瞬間にドキッとして、心臓に何かが刺さったような気がした。そして、それを否定する真吾に対してイラダチを覚えた。ふと竜一とじゃれている真吾を見る。笑顔が可愛い。胸がチクチクした。それと同時に顔が真っ赤になった…
ドクッ ドクッ ドクッ
高鳴る心臓…
まさか、俺…
真吾のこと…
Dに続く