今僕は大学2年(半年休学したので本当なら3年)で、大学以外でも任意団体の責任者をしている。団体の活動が忙しい時期は、まったく休みがない。日本中の誰かの為に役に立つならば、どこへでも駆けつけるつもりだから、お呼びがあれば即出動だった。
結論から言うと、僕はあきらと縁を切った。これは彼の幸せを守る為。
団体のほとんどの人が、僕がゲイだって事は理解してて、だからじゃないけど、あきらには嘘を付きたくなくて本当の事を話したんだ。あれから半年、全く連絡がなく、時々会ってもおびえるような目で僕を見るから…。僕はあきらの視界に入っちゃいけないんだって思った。あんなに仲良しだったのに、僕がゲイだって事だけで彼と僕の関係は終わってしまった。だけど、あきらは何も悪くないから、きっと僕の伝えか方とかいろんな要因が重なって、僕を受け入れることが出来なかったんだと思う。だから、後悔はしてないし、今でもあきらが幸せになると良いなーって祈ってる。ただそれだけの事しか出来ないけど…ここには書かないけど、タイトル通り彼は人生の師匠だったと思う。ダメダメな僕を心から叱ってくれた、喧嘩もたくさんした、たくさん話した、誰にも教えて貰えなかった事を教えてくれた。彼はそんなつもりじゃなかったかもしれないけど、僕は感謝してる。「人は出会うべくして出会う事、そして誰かを幸せにする為に必死になる事」あきらと僕の8万キロの旅は終わっちゃったけど、僕はこれからも誰かを幸せにする為に生きると思う。この場を借りて感謝を告げます。今まで本当にありがとう。そしてごめんね…。あきらが幸せになりますように。みんなが幸せになりますように。