僕は姉ちゃんの部屋に敷いてある自分の布団を持ちに行った
侑どうしたんだろ、最近なんか変だな… この後なにが起こるのか大体の事は想像できた
僕「布団持ってきたよー テレビの前に敷くね」
侑「なんか恥ずかしいから 普通に言わんでくれ」
僕「えっ!?普通にってなに?」
侑「なんでもない」
僕は布団を敷き すぐに布団にもぐった しかし侑はなかなか入ってこない
僕「早く侑も入れよ、寂しいぞお」
侑「あ、、うん ちょっとまって…」
侑は恥ずかしがってるのか言葉を逸らすかのように入ってこない
僕「なにしてん、早くしないと入れてやらんぞ」
侑「わかったよ」
侑は恥ずかしそうに布団に入ってきた
僕「んじゃゲームしよか、寝ないで見てろよ」
侑「ほいほい」
初めて5分くらいすると侑は僕にべったりの状態だった なぜかゲームではなく僕の顔をちらちら見ていた
侑「たくや」
僕「どしたー?」
侑の顔を見ていった
侑「卓也さ、今好きな人いんの?」
僕「好きとか嫌いとかよくわからないな たまに付き合ってとか言われるけど女と遊ぶのつまらないし、今は興味ないかも。そういえば、俺のとなりの席の女の子が侑のこと好きっていってたよ。あのこギャルっぽいけど超おもしろくてさ、いいんじゃない?」
侑「こないだはなしたことないのに告白されたよ… でも話たこともないし。どうでもいい。もし俺が卓也のこと好きだっていったらどうする?笑」
やっぱりこんなことだろうと思っていた
僕「んー 侑って女の子よりカワイイよね。俺の親も侑のことカワイイっていってた、他の人に好きって言われるよりはいいかも笑」
侑「………」
なんか怒らせたかな…
僕「お、俺も好きだよ、侑といるときが一番楽しい」
侑「………」
僕「侑はどんなとこ好きなん?」
焦りすぎて侑の機嫌を戻そうと必死だった
侑「顔が好き」
僕「顔かよっ 顔が好きってなんか嫌なんだけど 汗」
侑「性格も好きだよ、全部好き」
僕「ごめんね侑 俺こんなときどうしていいかわからなくて、でも嬉しいよ」
侑「じゃあ俺と付き合って」
僕「じゃあって… 俺たち男だよ、付き合ってもなにもできないじゃん それに学校の人にばれたらどうするん」
侑「隠してればいいじゃん、普通に友達っぽくしてればさ」
僕「それでいいならいいけど…」
侑「じゃあ今から俺たちは恋人ね」
僕「でもなにしたらいいかわからん」
侑「じゃあさ、卓也に抱きついてもいい?」
僕「すでにべったりなんですけど…」
侑「抱きつきたいのお、俺が何のために布団用意させたとおもってんの」
僕「やっぱ最初からそれが目的で…」
侑「違うけど」
そういいながら侑は僕に抱きついてきた
緊張しすぎて呼吸ができない… これからどうするべきなのかわからなかった