僕は侑を学校の外へ連れ出し話をしようとおもった。
僕「侑どうしたん?最近おかしいよ。なんか悩んでることあるなら言ってみ?誰かに虐められたりしてない?」
侑「虐められてないし なにも悩んでない」
僕「でもさっき友達はいらないとか言ってたけど あれはどういうことなん?」
なぜか侑の言った 「卓也じゃなきゃいやだ、卓也だけでいい」という言葉には触れることができなかった
侑「卓也には関係ない、てかもうどうでもいい」
なんで二人きりになると話してくれないんだろ… さっきまで言いたいこと言ってたのに…
僕「俺には話しづらいこと?できることなら何でもするし、話もちゃんと聞くし、誰にも言わないから」
侑「やれって言ったらなんでもするん?絶対に嫌だとか言わない?」
僕「んー、ムリなことはムリだけどできる範囲でな!」」
侑「じゃあムリだからいいや、最初から期待してないし」
侑はそっけなく僕を引き離すかのように言った
僕「人には言えないことっていろいろあるしな、まあ仕方ない、今日はどうする?学校戻る気ある?
話をそらすように言った
侑「卓也はさ、俺より他の人のことが気になるんだね 学校戻るの嫌なん?どうせ恥ずかしいんでしょ 俺があんなこと言ったの聞かれたから」
僕はその瞬間 侑にバカにされてるんじゃないかと思った
僕「そりゃ恥ずかしいでしょ 笑 あんなこと聞かれたら俺たち絶対イジラレキャラ確定じゃん」
侑「そうだね、そうなるといいな。」
まさかこれを狙ってたわけじゃないよな… ふと頭の中をよぎった
僕「まあカバンも学校だし帰れないからとりあえず戻るか!サボったら家に電話かかってくるしな」
侑「別にいいじゃん、一回くらい。このまま帰れば」
言ってなかったけど侑はすごい真面目で「サボり 遅刻 早退」などをしたことがなく6年の頃はクラス唯一の皆勤賞だった そんな侑からその言葉を聞くとは予想もできなかった
僕「侑がいいならいいけど、んじゃこのまま帰る?今俺の家誰もいないからこのまま遊びに来る?」
侑「この状況でよくそんなこと言えるね、俺が今どんな気持ちかわかってんの?」
いちいちめんどくさいやつだ… とおもいながらも自分を抑えてゴマすり
僕「新しく買ったゲームあるよ!二人でできないけどさ、となりで見ててくれないかなぁぁ 侑がいると楽しさ2倍なんだけどなぁ」
侑「俺見てるだけかよ、まあいいけどいつもそうだし。んじゃ行って上げるから1つお願いしてもいい?」
僕「菓子用意しとけっていうんしょ 大丈夫昨日親が買ってきたから 笑」
侑「ちゃうわアホ 菓子はいつも用意しとけっていってんじゃん」
僕「えっ?んじゃ何?」
侑「部屋そのままにしといて… かたつけなくていいから」
なにを言いたいのかさっぱり分からなかった