コージは元カノとよりを戻しても回数は減ったがオレの部屋遊びに来てくれる。
オレは、複雑な気持ちだが、遊びに来てくれる時はかなりうれしかった。
ある日、コージの様子がおかしかったので聞いてみた。
オレ:元気が無いけど、どうしたん?
コージ:別になんにも無いよ。
オレ:ウソつくなって。いつものコージじゃないで。
コージ:・・・
オレ:オレでよかったら相談にのるよ。
オレ:言いたくなったら言いな。いつでも聞くから。
コージ:スイマセン。
オレ:別に謝らんでもいいよ。悪いことしたわけじゃないいんやから。
オレは仕事の悩みでもあるのかなと思いながらも無理に聞き出そうとはしなかった。
とりあえず、気を晴らすためにカラオケ行こうと誘った。
少しは、元気になったみたいだったが、何か深刻な顔をしていた。
カラオケからオレの部屋に戻るとコージがお願いがあるといってきた。
コージ:申し訳ないですが、お金貸してください。
オレ:エッ
コージ:スイマセン。
オレ:幾ら必要なん?
コージ:3万円
オレ:わかった。
コージ:ありがとうございます。
オレは何に使うかとかはあえて聞かなかった。
しかしこれが大変なことになるとは、この時オレは気づかなかった。