ギュっ
『………?』
『うぅ"………グスッッ………(泣)』
『え……ッッと、憲吾??マヂで泣いてンの??』
と、俺の胸に顔を押し当ててぃる憲吾の顔を俺が見ようとすると、
『ぜってぇ、顔見んぢゃねぇぞ!……ゆぅきが……頼れってぃぅから頼ってるだけだ………』
本当に憲吾ゎ昔っから強がりで、かわぃくねぇ奴(笑
『わかったわかった。俺が聞いてやるから溜めてたもん、出してみ』
『グスッッ……俺みんなと一緒に……卒業したぃ』
『うん』
『それから…みんなとまだまだ…馬鹿してぇ』
『うん』
『ぅ゛ッッ……それから…グスッッ……お前と成人式で馬鹿騒ぎして』
『うん』
『結婚して……子供もぃっぱぃいっぱい…欲しい…』
『うん』
『それと、……やっぱ俺、………うぅ"ッッ………やっぱり、……俺、死にたく、ねぇ……グスッッ……マヂ……死にたくのぇーよ!俺まだ生きてェェ!!』
『うんうん』
『ぅ"……ぅあああああーゆ"ぅ"き"ぃぃー』
俺ゎ子供みたいに泣きじゃくる憲吾をただ優しく抱いて、ただ相槌をうってやる事しかできなかった…
そして俺ゎ
《何で憲吾なんだ?》
と、神様に問い掛けた
気付けば俺も目から涙が溢れ出し
泣いた
何年かぶりに泣いた
声を殺して
ただひたすらに
泣いた