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自分の生きる意味 晴翔 12/4/17(火) 3:57
Re(1):自分の生きる意味 たか 12/4/17(火) 9:08
自分の生きる意味2 晴翔 12/4/19(木) 3:51
自分の生きる意味3 晴翔 12/4/20(金) 4:01
自分の生きる意味4 晴翔 12/4/23(月) 4:01
Re(1):自分の生きる意味4 12/4/24(火) 1:33
自分の生きる意味5 晴翔 12/4/25(水) 2:33
自分の生きる意味6 晴翔 12/4/25(水) 4:10
Re(1):自分の生きる意味6 ゆうた 12/4/25(水) 6:39
Re(1):自分の生きる意味6 ゆうた 12/4/25(水) 9:14
自分の生きる意味7 晴翔 12/4/26(木) 3:43
Re(1):自分の生きる意味7 ゆうた 12/4/26(木) 4:52
Re(2):自分の生きる意味7 ゆうた2 12/4/26(木) 9:25
Re(1):自分の生きる意味7 たか 12/4/26(木) 4:54
Re(1):自分の生きる意味7 ふみたか 12/4/26(木) 6:45
Re(1):自分の生きる意味7 ゆう 12/4/26(木) 21:09
Re(1):自分の生きる意味7 12/4/27(金) 0:06
自分の生きる意味8 晴翔 12/4/27(金) 4:03
Re(1):自分の生きる意味8 たか 12/4/27(金) 4:44
Re(1):自分の生きる意味8 ゆうた 12/4/28(土) 15:49
Re(1):自分の生きる意味8 12/4/28(土) 19:15
Re(1):自分の生きる意味8 ゆう 12/4/30(月) 15:48
自分の生きる意味9 晴翔 12/5/1(火) 0:42
Re(1):自分の生きる意味9 たか 12/5/1(火) 4:59
Re(1):自分の生きる意味9 ゆうた 12/5/1(火) 5:57
自分の生きる意味10 晴翔 12/5/3(木) 0:13
Re(1):自分の生きる意味10 カズ 12/5/3(木) 2:48
Re(1):自分の生きる意味10 ゆうた2 12/5/4(金) 9:23
Re(1):自分の生きる意味10 ゆうた 12/5/6(日) 18:06
Re(1):自分の生きる意味10 ゆう 12/5/7(月) 0:33
自分の生きる意味11 晴翔 12/5/9(水) 3:42
Re(1):自分の生きる意味11 こうた 12/5/9(水) 8:08
Re(1):自分の生きる意味11 ゆうた2 12/5/9(水) 9:39
Re(1):自分の生きる意味11 だい 12/5/9(水) 23:52
Re(1):自分の生きる意味11 ゆう 12/5/10(木) 0:37
Re(1):自分の生きる意味11 いけ 12/5/10(木) 5:06
Re(1):自分の生きる意味11 だいさ 12/5/12(土) 17:48
Re(1):自分の生きる意味11 忠告 12/5/17(木) 20:14
Re(1):自分の生きる意味11 ゆうじ 12/5/20(日) 14:52

自分の生きる意味
 晴翔  - 12/4/17(火) 3:57 -
これは僕が高校に入ってからの話。
脚色してあるんで、たまにボロが出るかもだけど、その時は優しく指摘してくださいw

入学式の日は誰よりも不安だった自信がある。
なぜなら、僕は極度の人見知りだからだ。
中学の時はそれで失敗した。
友達なんてほとんどできない。
いや、正直言えばいじめられていた。
それが多感な中学の時だったからいろいろなことを考えてしまった。
『自分の生きる意味はなんなのか』
必要とされない自分。
期待を裏切ってしまう自分。
それは憎くて憎くて…。
そんなネガティブ人間な僕は、上手く話そうと思う反面、どうせ無理だと諦めていた。
痛いことも恥ずかしいこともされてきた。
もう3年くらい我慢できる。
そう思うと気が楽になった。
クラスに、いや、学校に知った顔はいない。
県外の学校だ。
誰も来るわけがない。
そう、誰も僕を知らないのだ。
新しい自分をつくる絶好のチャンスじゃないか。
ケータイの充電もバッチリ。
いつだって連絡先を交換できる。
髪だって、人生初の美容室に行ってカットしてもらったんだ。
そう、僕は今までの僕と違う新しい僕なんだ。
そんなことを考えながら校門をくぐり、昇降口で靴を履き替え、クラス分けが張り出されているところに向かった。
僕のクラスは3組か。
男子20人、女子10人…。
比率が変じゃないか?
そう思いながら教室に向かう。
東校舎の3階の…あ、あった。
緊張しながら教室に入り、黒板に張り出されている座席表を見て、席に着いた。
隣には眼鏡をかけた真面目そうな男子。
挨拶しなくちゃ。
「お、おはよ。よろ、よろしくね」
久しぶりに知らない人と話すなんてことをしたせいか、思いっきり緊張した。
「おはよ。こちらこそよろしくね。えっと…尾形セイショウ君…?」
「ハルトって読むんだ、これで」
「そうなんだ。俺は飯田秋晴(シュウセイ)。秋晴れって書くんだ」
「カッコいい名前だね」
「ありがと」
それが秋晴とのファーストコンタクトだった。


続きます

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p3187-ipbf408fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味
 たか  - 12/4/17(火) 9:08 -
続き気になります(^^)

引用なし

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<DoCoMo/2.0 SH06A3(c500;TB;W30H18;ser353699029620970;icc8981100000313265573f)@proxyag016.docomo.ne.jp>
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自分の生きる意味2
 晴翔  - 12/4/19(木) 3:51 -
たかさん、ありがとうございます!
続きです。


「晴翔はどこ中だったの?」
「○○中。県外だから分かんないよね」
結構話すのにも慣れてきた。
「県外!?そんなとこから来るような学校じゃないでしょ」
毒舌。
いや、当然か。
どうせなら都市部の学校に行けばイイものを、わざわざ地方に来ているのだ。
この地区じゃ上のほうの学校らしいから入ったんだけど…。
「いや、いろいろ事情があってさ」
さすがにいじめられていたからとは言えない。
「じゃあ家は?引っ越してきたの?」
「いや、アパートに一人暮らし」
少し前からこっちに来ていたから慣れてきている。
最低限必要な場所もきちんと覚えたし。
「お前、一人暮らしなの?」
後ろの席から声がして振り向くと、かなり長身の人が座ろうとしていた。
「よし、お前友達決定な」
なんだこの展開。
アニメか?
漫画か?
青春学園ドラマなのか?
「あ、俺は奥田雄輔。お前は?」
「尾形晴翔…です」
つい声のトーンが低くなってしまった。
「お、よろしく。えっと、そっちは…秋晴れ?」
「セイシュウだ。飯田秋晴」
「そうなのか。まぁ、よろしくな」
飯田君も不快そうだ。
てか、不快感むき出しだ。
そうこうしていると生徒が続々と揃い始め、先生もきた。
担任は(見た目は)若い女の先生だ。
なんつーかエロい。
胸とか。
挨拶をし、今日の予定を聞いて体育館に移動。
その後も何事もなく過ぎた。
そして帰り。
飯田君は親の車で帰るらしい。
「一緒に帰ろうぜ」
一人で帰ろうと思ったら奥田君が話しかけてきた。
「え?道一緒なの?」
家の場所、話した覚えないけど。
「お前の家知らねぇし。とりあえず行こうぜ」
がさつで強引。
だけど、断ることができなかった。

「ほらよ」
途中、ハンバーガーを買ってくれた。
意外と優しい?
いや、ここに来るまで話してても普通な男子だってはわかったけど。
「あ、ありがと」
初めて友人と食べ歩き。
ハンバーガーを食べながら家までの道を歩く。
「ゴミ、捨てておくからよこせよ」
「あ、うん。ありがとね」
やっぱり優しい。
初対面の人間にこんな優しくできるなんて。
最初はただのDQNかと思ったけど全然違うらしい。
「奥田君、どこまで来るの?」
さすがに家も近所になってきたので聞いた。
「え?家まで連れてってくれるんじゃねぇの?」
予想外の回答。
「え?」
「え?」
……。
「奥田君、家、どっち?」
「向こう」
歩いてきた方向を指差す。
「…行こうか」
深く考えるのはやめた。
どうせ一人暮らしだし。
友達を家に連れてきても何も問題ない…。
…友達。
友達…か。
こんな付き合い久しぶりだ。
「なぁ、晴翔はなんでこっちにきたんだ?」
「ちょっといろいろ事情があって」
「いろいろ?」
「いろいろ」
「イジメとか?」
……。
冷静に、落ちついて。
こいつが俺の過去を知っているわけがない。
「そ、そんなわけないじゃん」
冷静に言ったつもりだったがかなり噛んだ
「ふーん。まぁ…何かったら言えよ」
気付かないふりか。
鈍感だから気付かないだけか。
これも一種の優しさなのだろう。


続きます。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p4097-ipbf404fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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自分の生きる意味3
 晴翔  - 12/4/20(金) 4:01 -
前の眠たかったから最後のほう文章酷いwww

続きです。


「ここ、僕ん家」
古いけど綺麗で丈夫そうなアパート。
意外と家賃が安い。
まぁ…親は高くてもイイトコに住めって言ってたけど。
後から『あの時、高い家賃を払ってやったのに』とか言われるとムカツクから安いとこにした。
「へぇ…部屋は?」
「…ちょっと待ってね」
バッグから鍵を取り出す。
鍵を開けて、中に招き入れた。
「お邪魔します」
奥田君はちゃんと靴を揃えてあがった。
意外と礼儀正しい。
「ちゃんと布団畳めよ。ゴミもあるし…」
そう言って、布団を畳み、テーブルの上の缶を片付ける奥田君。
「奥田君、座ってていいから」
「だめだ。あと、奥田君はやめろ」
「え?じゃあ…」
「雄輔って呼べ」
「ん…。ゆ、雄輔…?」
なんでこんな恥ずかしいんだよ!
名前呼んでるだけなのに…。
「よし。まぁ、お邪魔させてもらったついでだ」
そう言って手際よく片付け始めた。
僕は仕方がないから、お茶を用意した。
と言っても、市販のペットボトルのお茶だけど。
お菓子は…煎餅あった。
「はい。こんなもんしかないけど」
「お、サンキュ」
友達ってこんなもんなのかな。
片付けを終え、テーブルで向かい合う。
「一人暮らし、大変か?」
「そうでもないよ」
「羨ましいな。一人暮らし」
「そう…かな?」
「好きなことできるじゃん」
「いや、そうでもないよ」
「女の子連れ込めるじゃん」
まったく。
そういうことしか考えてないのか。


続きます。

すみません。
短いけど、今日は眠いからこのへんで(汗)

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p4097-ipbf404fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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自分の生きる意味4
 晴翔  - 12/4/23(月) 4:01 -
続きです。


「べつに…。興味ないし」
女子に興味がないわけじゃない。
でも、付き合ったりはしたいと思わないのだ。
「ふーん。まぁ…兄貴分としてはどんな女も連れ込んでほしくはないからいいけどさ」
「あ、兄貴分…?」
「この際だから話すけどさ。お前、俺の死んだ弟に似てるんだ」
いきなり真顔で言い始めた。
「だからさ、一人暮らしってのが心配になってさ…」
何だ急に暗い顔して。
マジか?
マジなのか?
「俺、お前を見た瞬間、弟が目の前にいると思ったんだ」
「え、えっと…」
「一回でイイから、お兄ちゃんって呼んでくれないか?」
「え?」
「今日知り合ったやつにこんなこと言うの、変だって分かってる。でも、俺…」
泣きだしそうな雄輔。
より、ここは一肌脱ぐか。
「…お兄ちゃん。元気出して?」
なるべく可愛く喋ってみた。
俯く雄輔の隣に移動する。
「僕、お兄ちゃんの笑ってる顔が好きだから」
そう言った瞬間だった。
ガシッと抱きしめられた。
初めてのことだし、一瞬のことで心臓が異常な速さで鳴り始める。
「ダイちゃん…。ごめんな…」
耳元で呟くように言ってきた。
「ごめん…ッ」
僕も抱き返す。
人に抱きしめられるって、こんな気持ちイイんだ…。
「んでさ…」
「ん?」
「これ、嘘って言ったら怒る?」
顔を見ずとも、ニヤニヤしているのが分かった。
一瞬怒りがこみ上げ、すぐに静まった。
呆れてしまったのだ。
「怒ってる?」
抱きしめるのをやめる雄輔。
「べつに…」
なんでこんなに離れたくないと思うのか。
こんなこと言うやつなのに。
もっと抱きしめていてほしいと思ってしまうのか。
そんなことを思う自分に怒りがこみ上げてきた。
「怒んなよ。飯、作ってやっから」
「は?いつまでいるつもりだよ」
「んー、わかんね」
そう言いながら勝手に冷蔵庫を漁り始めた。
「何も入ってねぇな。買い物行くぞ」
「何もなくはないでしょ!」
「肉も野菜もほとんどねぇじゃねぇか。何作れるんだよ、お前」
「え、チャーハンとか目玉焼きとか…」
「買い行くぞ」
出て行こうとする雄輔。
「ちょっと待ってよ!」
嫌いな物買ってこられても困るし、お金出してもらうのも悪いから、ちゃんとついていくことにした。


近所のスーパーで買い物。
誰かと買い物なんて久しぶりだ。
「何が好きなんだ?」
雄輔が訊いてきた。
「ラーメンとチャーハンと…。あ、茹で玉子も好き」
「他には?」
「ハンバーグとか牛丼、さつま芋の天ぷらと…玉こんと肉じゃがとかかな」
「…嫌いな物は?」
「ゴーヤとかコーヒーとか」
「苦いのがダメなのか」
「あと、野菜が嫌いかな」
「じゃあ…どうすっかなぁ…」
僕の意見は果たして参考になっているのか。
野菜を見て悩み、肉を見て悩み。
なんか主婦みたいだ。
「量が多くても余らせちゃうよな」
肉を見ながら訊いてきた。
「毎日食うから大丈夫だよ」
肉なんて、焼いて塩コショウでオカズになるし。
「栄養を考えて食えよ…。野菜、食えるのは?」
「ニンジンと大根とじゃがいもとナスと玉ねぎと…」
「結構食えるのか」
「食えはするよ」
「じゃあ好き嫌いしないで食え」
そう言いながら買い物が進んでいく。
肉じゃがとサラダに使う食材を買っているのは分かった。
あとは…鶏肉とサラダには使わない野菜。
何を作るんだろ。


家に帰って5時くらいまで片付けをしてから米を研ぎ、また片付け。
そして、6時になって食事を作り始める。
鶏肉を切って、野菜を切って…。
手際良く進める雄輔に少し関心してしまった。


続きます。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p4088-ipbf504fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味4
   - 12/4/24(火) 1:33 -
続き楽しみ☆
待ってます!!

引用なし

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<Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 5_1 like Mac OS X) AppleWebKit/534.46 (KHTML, like Gecko) Version/5.1 Mobile/9B176 ...@pw126159107090.97.tss.panda-world.ne.jp>
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自分の生きる意味5
 晴翔  - 12/4/25(水) 2:33 -
わさん、ありがとうございます!

前のやつの最後、関心じゃなくて感心ですかね?

続きです!


「座って待ってていいぞ?てか、そうしてろ」
「わ、わかった」
座ってテレビをつける。
とりあえずニュースを観ながら食事を待った。
外食やインスタントなどを買っての食事が多かった家庭だったからこういうのはすごく新鮮で。
なんというか…。
楽しかった。

「ほい、おまたせ」
しばらくして、雄輔が丼を運んできた。
出されたのは親子丼。
見た目がすごくきれい。
匂いもイイ。
「食ってみ」
「い、いただきます」
きらきらと輝いている雄輔の瞳。
期待の目を向けられながら一口食べた。
…美味しい。
味わわなくても分かる。
すごく美味しい。
「どうだ?」
「美味しい…。初めてだよ、こんな美味しいの」
「お、そりゃよかった。冷めないうちに食っちまえ」
二カッと笑う雄輔。
恥ずかしくて視線を逸らすと、台所に戻り丼をもう一つ持ってきた。
「いただきます」
そして隣で食べ始めた。
誰かとの食事。
家族でもあまりなかったこの状況。
僕は黙々と食べた。
雄輔はそんな僕を見て嬉しそうに笑っていた。

「ごちそうさまでした」
「はい、お粗末さまでした」
一緒に洗い物。
誰かとやるとめんどくさいって気がしない。
「雄輔、ありがとね」
自然と出た言葉だった。
「いや、俺が好きでやってるだけだから」
照れくさそうに笑う。
こいつ、顔に出やすいよなぁ。

洗い物を終え、テーブルを挟んで座る。
「あのさ、明日も来ていいか?」
「え?」
「肉じゃがの材料も買ったし。いいだろ?」
「う、うん…」
「よし、決まり」
そう言ってまたテレビを観始めた。
帰らなくてもいいのかな?
もうすぐ8時になるけど…。
「雄輔、時間大丈夫?」
「ん?俺は大丈夫だぞ?」
「ならいいんだけど…。親、心配しない?」
「…しねぇよ」
笑ってるけど怒ってる。
それがすぐに分かった。
「わりぃ。言わないわけにはいかねぇよな。こんな迷惑かけて」
「いや、迷惑じゃないよ」
「ありがと。まぁ…簡単に言えば帰りたくねぇんだよ」
段々と真面目な顔になってきた。
「だからさ、お前が一人暮らしって聞いてさ。正直に言うと利用してやろうって思ってた」
家に帰りたくないから僕の家を利用…。
まぁ、当然だろう。
僕を友達と思って遊びに来るやつなんていないんだ。
「だけど、なんかほっとけなくなってさ。危なっかしいって感じで」
「どういう意味?」
「一人にしておくのが心配って意味。友達に対するってよりは弟に対する気持ちってのに近いかな」
良いのか悪いのか分からない発言。
まぁ、きっとイイことを言っているつもりなのだろう。
「ほんとに、迷惑だったら帰るし、もう来ない」
真顔でそういう雄輔。
こういう人って珍しいタイプだよなぁ…。
俺が知ってる同い年のやつらはこう…。
周りに合わせて、反発するのがかっこよくて。
でも、自分の意思の無いやつら。
だけど雄輔は自分を貫いてる気がした。
思ったことは言う。
悪いと思ったら正直に謝る。
当たり前だけど難しいことをやってしまうのだ。
「迷惑じゃないよ」
正直、うざったく思わないわけじゃない。
今までの僕だったら嫌いなタイプだ。
だが、今の僕には嬉しく感じた。
今日知り合ったばかりなのに、正直に自分の気持ちを話せる人ができて。
「だって、友達っしょ?」
そう僕が言ったら、雄輔は一瞬の間を開けて笑った。
僕は自分の発言を少し後悔した。
ものすごく恥ずかしい。
友達なんてクダラナイと思っていた自分がそんなことを言うなんて。
「あぁ、そうだな」
雄輔はさっきと変らぬ笑顔を見せてくれた。

「じゃあ、帰るわ」
9時近くになって、さすがに家に帰るそうだ。
「気をつけてね」
外まで見送りに出る。
「また明日な」
「うん。また明日」
走ってゆく背中を眺めた。
また明日…。
その言葉に自然と顔が綻んだ。


続きます。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p4088-ipbf504fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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自分の生きる意味6
 晴翔  - 12/4/25(水) 4:10 -
続きです。


シャワーを浴びて寝る準備をした。
しばらくテレビを観て、11時くらいに布団に潜り込んだ。
最近は全裸で眠れるから開放感があってすぐに眠りにつける。
あ、そういえば二人に連絡先聞くの忘れてた。
…明日聞こう。
今日は何か疲れたな。
精神的に。
いろいろあったしなぁ…。
緊張もしたし。
勝手に瞼が閉じていった。


イイ匂いがする。
味噌汁かな?
日本の朝って感じ。
イイ夢だなぁ…。
てか、今何時だろ。
起きたくないからいいか…。
アラームはかけてあるし…。
pipipi.....
ん…もうちょっと寝れると思ったのに。
もう時間か…。
起きなきゃよかった…。
そう思いながら体を起こし、立ち上がった。
とりあえずトイレ…。
「お、起きたか」
「ん…?」
台所に背の高い人。
振り返っても一瞬理解できなかった。
「鍵かけないとか、不用心にもほどがあるぞ」
「雄輔…?」
「入ってきたのが俺でよかったな。てか、それ早く隠せよ。目のやり場に困るわ」
雄輔が苦笑いしながら僕の股間を見る。
そこには朝勃ちでものすごく元気なモノが…。
僕が急いでトイレに駆け込んだ。
「何で居るわけ!?不法侵入っつーんだぞ!」
「悪いと思ったから朝飯作ってやったんだろ」
「だからって…」
いつからいたんだろ。
てか、何で来たんだろ。
家で何かあった?
それとも、僕の家で何か…。
いや、雄輔は何かを盗もうとするようなやつには見えない。
第一、盗ったら逃げるはずだ。
じゃあ、やっぱり家で…。
…いや、それよりもまずはコレだ。
いつも朝に一回してたけど、この状況じゃ動画も観れないし…。
何より、声とか息遣いでバレそうだ。
てか、男同士だし良くね?
見られたってさ。
そうだよ。
見られたって…。
そう思ったら昔を思い出してしまった。
中1の時が始まり。
先輩に呼び出されて、皆の前で自慰行為をさせられてた。
それから卒業までずっとだった。
しゃぶらせられることもあった。
飲まされた後は自分の口に指を突っ込んで吐きだした。
『汚いゴミ』
あの下卑た笑みを思い出す。
吐き気がこみ上げてきた。
悪寒がはしる。
殴られるたびにごめんなさいを連呼した。
蹴られるたびに許してくださいと涙した。
本当にゴミのような自分。
僕に生きる意味なんてないんだ。
「うっ」
吐き気に耐えきれず、僕は朝から嘔吐した。
僕は情けないし、馬鹿だ。
自分で考えたことでこんなふうになるなんて。
「おい、大丈夫か?」
トイレの外から声をかけてくれる雄輔。
「ごめん。大丈夫」
そうは言ったものの吐き気は治まらない。
ガチャッとドアが開いた。
急いでたし、最近鍵かけてなかったから忘れてた。
「すっきりするまで吐いちゃえ」
背中をさすってくれた。
僕が目の前で吐いても嫌な顔一つしない。
「大丈夫か?」
こんな僕を心配してくれる。
それが嬉しくて自然と涙が溢れた。
また情けなく思った。
うれし涙の止め方は全く分からなかったから。

「落ち着いたな」
「ごめん。ありがと」
「気にすんな」
頭を撫でられた。
口を濯いで服を着た。
「飯、食えるか?」
「うん。大丈夫」
用意されていたのは白飯と味噌汁と生卵。
味噌汁、美味しかった。
朝の準備をして、家を出ようとした。
「弁当、忘れてる」
「え?」
「さすがに冷凍物使ってるけどな」
「あ、ありがと」
初めて弁当を作ってもらった。
今までコンビニ弁当ばっかりだったから。
すごく嬉しかった。

学校にはギリギリ間に合った。
「おはよう」
隣の飯田君に挨拶した。
「おはよ」
笑顔で返してくれた。
そして、後ろに目をやる。
「ん、おはよ」
雄輔が飯田君に挨拶した。
「おはよ。ところで尾形君。部活、入りたいとこってある?」
あからさまに雄輔を毛嫌いしてるなぁ…。
まぁ、合わない感じはするけどさ。
「部活?特に決めてないなぁ…」
「そうなの?じゃあ、一緒に文芸部入らない?」
「文芸部?」
「中学からの先輩に誘われててさ。詩とか小説を書いたり。あとは絵を描いたりするんだ。絵って言っても美術部みたいなのじゃなくて、マンガみたいなやつでもいいって」
嬉々として話す飯田君。
「じゃあ、見学始まったら行ってみるよ」
運動が得意なわけじゃないし、かと言って音楽できるわけじゃないし。
パソコン部はオタクって感じするし。
ちょうどいい感じの部活だろう。
「雄輔は?」
後ろを見る。
「俺?俺は…未定かな」
苦笑いしながらそう言った。
運動得意そうだし。
悩むのも当たり前か。

数日して、仮入部期間が始まった。
その間に僕は飯田君…いや、秋晴と雄輔と連絡先を交換し。
雄輔は毎日ご飯を作りに来てくれていた。
「晴翔、行こう」
秋晴に誘われ、僕は文芸部の部室に向かった。
「失礼します」
「見学に来ました」
中に入ると、先に来ていた新入生に部長らしき女生徒が説明しているところだった。
他の部員達は新入生を見ながらコソコソと話している。
部員は15人前後。
男子と女子が半々くらいだ。
「お、じゃあ、説明始まったばっかりだから最初っから話すね」
文芸部は、秋晴が説明したように絵や詩をかく部活。
ただ、それを定期的に生徒に配布するらしい。
だから、それに間に合うように作品を仕上げるようにとのことだった。
絵は好きだし、文章を書くことも嫌いじゃない。
僕に合った部活かもしれない。
「とりあえずこんなとこかな。質問が無ければとりあえず絵を描いたりするか、あたしたち先輩の拙い作品を見るかしていいよ。紙が無ければあげるから。あ、他のとこに行きたい人は遠慮なく行ってね」
最後にその言葉があったせいか。
皆、他のところへ見学に行き、残ったのは僕と秋晴だけだった。
「お、二人は絵を描いてくかい?」
「はい!」
元気よく返事をする秋晴。
「秋晴は真面目過ぎ。そっちの君は友達?大変でしょ?」
「いえ、そんなことないですよ」
秋晴の知り合いの先輩って、この部長さんだったんだ。
緊張しながらも笑顔を作った。
「お、君も真面目君か」
そんな会話をして、紙をもらい空いてる席に座ってすぐだった。
教室のドアが開き、誰かが入ってきた。
「しつれーしまーす」
この場にふさわしくないような体格の男子。
「お、晴翔、秋晴。やっぱりいたか」
二カッと笑って教室の入り口に立っているのは雄輔だった。


続きます。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p4088-ipbf504fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味6
 ゆうた  - 12/4/25(水) 6:39 -
この後の展開たのしみです。。^^

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<Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_3_3 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0...@p8003-ipbfp2502tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味6
 ゆうた  - 12/4/25(水) 9:14 -
表現が上手いな〜。
何か引き込まれる。
まるでドラマを見てるみたいだ。
毎日が楽しみです。

引用なし

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<Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)@nttkyo869111.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>
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自分の生きる意味7
 晴翔  - 12/4/26(木) 3:43 -
ゆうたさん&ゆうたさんありがとうございます!
まさかの同じ名前の人からのコメントwww


続きです。


「お、見学かな?てか、友達?」
部長さんが僕らと雄輔を見ながら訊いてきた。
「ただのクラスメートです」
秋晴がちょっと怒りながら答えた。
「友達っすよ。んで、見学したいンすけど」
「はいよー。てか、秋晴を怒らせるなんてよっぽどだね君」
「俺がこいつと仲良くしてるのが面白くないんですかねぇ」
僕のことを指差す雄輔。
「ひとを指差すなよ」
「あはは、わりぃ」
テキトーに謝る雄輔。
まぁ、ガチで謝られても困るけど。
「じゃあ、説明するね」
部長が説明を始めた。
僕と秋晴は絵を描き始める。
「何描くの?」
秋晴が訊いてきた。
「んー、人間」
特にコンセプトとかは無い。
ただ、アニメやマンガみたいな絵を描きたかっただけ。
「秋晴は?」
「猫っぽい何か」
動物が好きなため、その言葉に少し興味を持ち、描いているものを覗いた。
…あー、うん。
そこに描かれていたのは猫耳と猫尻尾を生やした萌え系の女の子。
秋晴の意外な趣味が分かった気がした。
「そういうの好きなんだね」
「ん?いや、特に好きというわけじゃないよ」
そう言いながらも表情は真剣だ。
「まぁ…頑張って」
自分の絵に集中することにした。
「どっこいしょーいち」
説明を聴き終えた雄輔が隣に座った。
そして、特に何を話すでもなくバッグからノートを取り出す。
話しかけられて妨害されると思ったのに。
いや、妨害ってのも失礼か。
秋晴は怒りそうだけど。
まぁ、集中できるに越したことはないか。
そう思いながら絵を描き進めた。

小一時間して、僕ら以外にも数名の見学者が残っていた。
意外と来るもんだなぁ。
そんなことを思っていたら男子の先輩が近付いてきた。
身長は低め。
165ぐらいだろうか。
痩せていて眼鏡。
だが、秋晴みたいに爽やかなインテリ系ってよりは、ちょっとオタクっぽい。
「えっと…どうかな?」
アバウトな質問。
話し慣れてないなら話しかけなきゃいいのに。
いや、この人も僕と同じかもしれない。
何も知らない後輩と仲良くする。
何か知られる前に。
「えっと、絵、描いてるんだよね?上手く描けた?」
「まぁ…こんな感じです」
秋晴が紙を差し出した。
そこに描いてあったのは萌え系から一転。
キャッツみたいな人の絵だった。
すごく上手い。
「すごいねぇ。君は?」
僕に振られたので紙を差し出した。
とりあえず人間。
なんかのアニメやマンガで観たキャラな気がするがなんだったかは思い出せない。
「君も上手いねぇ。じゃあ、君は?」
「俺っすか?こんな感じっすね」
雄輔が差し出した紙には人の横顔が描かれていた。
それが僕と秋晴だってことはすぐに分かった。
めっちゃ美化して描いてあったけど。
すごく上手かった。
「みんなすごいねぇ。もし入るんだったら毎日見れるのかぁ。楽しみだなぁ」
芝居のような口調。
特に嫌いではないが、好きになれそうな先輩ではなかった。

「あ、5時になったから見学組は帰ってねぇ」
部長が時計を見ながら言った。
各々、片づけをして荷物をまとめた。
「描いた絵、もしよかったら置いていってね」
そう言われ、描いた絵を名前とクラスを描いて提出し、教室を出た。

「じゃあ、俺、こっちだから」
「また明日ねー」
「じゃあなー」
秋晴と別れ、いつものように雄輔と一緒に帰る。
途中で夕食の買い物をするのも日課のようになった。
「あのさ、晴翔。泊まっていい?」
買い物中にいきなりの言われた。
「え?」
「今日はいつもより帰りたくないからさ。それに、明日休みだし。だめか?」
「いや、僕は大丈夫だけど…」
一人暮らしだし。
あ、布団とかどうしよ。
まぁなんとかなるか。
「ありがと。てか、その予定だったから着替えとか持ってきてるんだよね」
あははと笑う雄輔。
バッグの中を見たらパンツやらジャージやらが入っていた。
「まったく…。今日はいつもより美味しいご飯作ってもらうからね」
「それは任せとけ。何食べたい?」
「じゃあねぇ…チャーハン」
「よし、頑張ってみっか!」
材料を買い、家に帰る。
当たり前になったこれがすごく幸せに感じる。
僕は今幸せなんだ。
雄輔や秋晴と友達になれたことが。
合いカギ作って渡そうかな。
結構お世話になってるし。
朝も来てくれてるし。
でも、それじゃなんか付き合ってるみたいかな?
そんなことを考えながら食事の準備をしている雄輔を見る。
イイ旦那さんになるだろうな。
ちょっと我が強いけど。
でも、優しいし、家事もできるし。
合いカギはもうちょっとしたら渡そう。
まだ入学したばっかりでごたごたしてるし。
雄輔の家庭事情がワケありな感じだし。
落ち着いてきたらでいいだろう。
雄輔に家庭の事情を教えてもらえるくらい仲良くなれてからで。


続きます。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p3060-ipbf304fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味7
 ゆうた  - 12/4/26(木) 4:52 -
ますます楽しみになってきました^^
応援してます!

1人目のゆうたとしてw

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<Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_3_3 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0...@p8003-ipbfp2502tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味7
 たか  - 12/4/26(木) 4:54 -
続きお願いします。

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<KDDI-CA3D UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.354 (GUI) MMP/2.0@05001012530371_ma.ezweb.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味7
 ふみたか  - 12/4/26(木) 6:45 -
もうドキドキが止まりません♪ 雄輔くんのファンになれそうです。続き頑張ってくださいo(*⌒O⌒)b

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<Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.3; ja-jp; IS11SH Build/S3085) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mob...@KD182249241075.au-net.ne.jp>
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Re(2):自分の生きる意味7
 ゆうた2  - 12/4/26(木) 9:25 -
あ〜、ネームがかぶっちゃてゴメンね。
2を付けました。w

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<Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)@nttkyo869111.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味7
 ゆう  - 12/4/26(木) 21:09 -
続きが楽しみです(^O^)
なんか呼んでて微笑ましいです!!
てか可愛い(笑)

引用なし

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<SoftBank/1.0/936SH/SHJ001/SN359418020658887 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w21.jp-k.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味7
   - 12/4/27(金) 0:06 -
6では涙してまいました…
続き楽しみにしています!

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<Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 5_1 like Mac OS X) AppleWebKit/534.46 (KHTML, like Gecko) Version/5.1 Mobile/9B176 ...@pw126230092098.16.tss.panda-world.ne.jp>
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自分の生きる意味8
 晴翔  - 12/4/27(金) 4:03 -
ゆうた2さん、たかさん、ふみたかさん、ゆうさん、わさん、ありがとうございます!
こんなにコメントいただけて幸せです!


続きです。


「ほい、おまたせー」
運ばれてきたのは本格的なチャーハン。
お店のみたいな盛られ方だし。
匂いもそれっぽい。
雄輔は何でもできてすごいなぁ。
「じゃあ、いただきます」
「いただきます」
一口目。
美味しい。
お店のとはちょっと違うけど、でも、すごく美味しい。
僕が作ったのとは全然違う。
「これ、何入れてるの?」
「え?愛情に決まってんじゃん」
毎回これしか言わない。
結構マジで訊いてるんだけどなぁ。
こんなの自分で作れたら毎日が幸せだし。
「全く…。あ、雄輔も文芸部入るの?てっきり運動部かと思ったんだけど」
「運動は嫌いじゃないけどさ。体育会系の雰囲気って嫌いなんだよ。先輩が偉い!って感じの」
なんとなくわかる。
雄輔は誰とでも平等に接する人だし。
「でもさ、文芸部って感じじゃないよね。軽音部とかにいそう」
「楽器はピアノくらいしかできないな」
できるんだ。
てか、ピアノも似合わないけど。
「まぁ…絵が好きだからさ。結構描いてるんだ。食い終わったら見せるよ」
「分かった」
ちょっと早めに食べようと思ったがもったいないからやめた。
美味しいし。

食べ終わって後片付けをしてからノートを借りた。
すごく上手い。
可愛い絵から芸術的な絵まで。
そして、さっき描いていた僕と秋晴の絵。
きっと雄輔の位置からはこう見えていたのだろう。
ほんと、雄輔は何でもできてすごい。
嫌みでも何でもなく。
勉強はまだ分からないけど。
でも、この調子なら頭も良さそう。
「特別にこれとこれも見せてやる」
もう二冊差し出してきた。
先に渡されたほうを開く。
そこには詩が書かれていた。
どれも雄輔が書いたとは思えないような詩。
いろいろ書いてあるけど、恋愛系が多い気がした。
もう一冊を開く。
それにも絵が描かれていた。
だが、先ほどのモノとは違う。
どれも裸の人間だ。
卑猥なものから芸術的なものまで。
卑猥なやつは、下手な人が描いたエロマンガよりも絵が綺麗。
芸術的なやつは、筋肉のつき方などが綺麗に描かれていた。
「……」
数枚の絵が気になった。
すごく雄輔に似ている男性のヌード。
まるで股間を誇張するかのような格好だが、卑猥には見えない。
1枚を除いて。
1枚は、モノがそそり立っていた。
筋や血管までリアルに描いてある。
これが正確な比率で描かれているならすごく大きい。
当時、まだ自分を異性愛者だと思っていた自分としては、雄輔の裸に惹かれている理由が分からなかった。
ただ、実物を見たいと思った。
この絵のものを。
「あのさ、全部モデルいるの?」
「いや、ネットの画像をエロさを抜いて描いてるつもり」
「これも?」
雄輔に似てる男性が勃起している絵を見せる。
「あぁ、それは俺だ」
恥ずかしがりもせず言った。
つまり、この大きなモノが目の前にいる雄輔の股間についているってことか。
「へぇ…」
心拍数が上がった。
「見られて恥ずかしくないの?」
「恥ずかしいけど、前にお前の見ちゃったし」
あぁ…朝のアレか。
「そうなんだ。その…大きいね」
「恥ずかしいから」
頭を小突かれ、ノートを取り上げられた。
「よし!風呂、一緒に入るぞ」
いきなり立ち上がる雄輔。
「え!?風呂、狭いよ?」
「いいからいいから」
「てか、まだ風呂の準備してないし」
「シャワーだけでいいから」
そう言って服を脱ぎ始めた。
…付き合うしかないのか?
仕方なく服を脱いだ。
人前で全裸なんて…。
公開オナニー以来かもしれない。
あ、この前の朝にあったか。
そんなことを考えながら全裸になった。
浴室に二人で入る。
さすがに狭い。
手がぶつかりそうだ。
「やっぱり僕、後から入るよ」
「恥ずかしいのか?」
雄輔がニヤリと笑った。
「皮かぶってるチンコ見られて恥ずかしいのかよ」
「べ、べつにそんなんじゃ」
心拍数が再び上昇した。
なるべく気持ちを落ち着かせる。
久しぶりの言葉責めに興奮してしまいそうになった。
僕はMなのだ。
しゃぶらさせることは嫌だ。
口内射精なんて吐き気がする。
だが、見られることや言葉責めには興奮してしまうのだ。
雄輔も、僕が動揺していることに気付いたのだろう。
「ほら、俺のなんて絵で見たままだろ?勃ってなくても剥けてるぞ?お前のはどうなんだよ?勃っても先しか見えなかったよな?」
言葉責めをしながら、自分のモノを見せつけてきた。
落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け…。
そう思っても体は反応してしまう。
下を向いていたモノが急速に硬くなり上を向いた。
「あはは!晴翔ってMなの?まじ可愛い!」
ゲラゲラ笑う雄輔。
「やっぱり僕、後から入る」
「ごめんごめん。俺のも見せるから待てって」
「……」
俺のも…見せる…?
「じゃあ…見せてよ」
後から振り返ると結構大胆な発言だったが、その時の僕は興奮でちょっと頭が変だった。
「ちょっと待ってな」
そう言うと扱き始めた。
すぐにむくむくと大きくなり、絵で見たままのモノになった。
「羨ましいか!」
腰に手を当てて見せつけてくる。
「べつに羨ましくはないよ」
「そうか?まぁ、デカいのも困るしな。てか、お前の剥けんの?」
そういうと、いきなり僕のモノを掴んで剥いた。
「ばっ!」
馬鹿と言おうとしたが声にならなかった。
「お、剥ける剥ける」
すぐに手を離した。
「ばか…」
めっちゃ恥ずかしかった。
「なに?怒ってんの?」
「べつに…」
怒ってはいない。
ただ、本当に恥ずかしかったのだ。

その後は何事もなく体や頭を洗い、浴室から出た。
タオルで体を拭き、リビングに向かう。
雄輔は黒いトランクス。
僕は青いトランクスを穿いた。
飲み物を飲み、テレビを観た。
そして、気付けばいつの間にか0時を過ぎていた。
「あ、AV持ってきたから観よ」
唐突に言いだす雄輔。
もう分かっている。
何を言おうがこいつは勝手にやる。
僕は黙って雄輔がAVをプレーヤーにセットするのを見ていた。


続きます。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p3060-ipbf304fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味8
 たか E-MAIL  - 12/4/27(金) 4:44 -
続きお願いします。
良かったらメールしない??

引用なし

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<KDDI-CA3D UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.354 (GUI) MMP/2.0@05001012530371_ma.ezweb.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味8
 ゆうた  - 12/4/28(土) 15:49 -
楽しみにまってます!

引用なし

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<Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_3_3 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0...@p8003-ipbfp2502tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味8
   - 12/4/28(土) 19:15 -
続きよろしくお願いします。

引用なし

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<DoCoMo/2.0 F706i(c100;TB;W24H17;ser357023012518875;icc8981100000560102321f)@proxybg054.docomo.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味8
 ゆう  - 12/4/30(月) 15:48 -
じゃれあう二人とか…
うらやましいっす(涙)
相変わらず可愛い二人っすなぁ〜(笑)
続きが楽しみだ!
ゆっくりでいいからお願いします!
二人のファンゆうより!!

引用なし

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<SoftBank/1.0/936SH/SHJ001/SN359418020658887 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w12.jp-k.ne.jp>
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自分の生きる意味9
 晴翔  - 12/5/1(火) 0:42 -
遅くなってすみません!
GWでごたごたしてて…。

たかさん、ゆうたさん、聡さん、ゆうさん、ありがとうございます!
あと、メールはごめんなさい(汗)


続きです。


再生されたのは学生モノ。
まぁ、制服を着て、学校のセットでヤルってだけであからさまに年上なのだが。
特に男。
どうしてこうも男の見た目が悪いのか。
いや、それほど見たことがあるわけでもないからイイ物もあるのかも知れないが。
「制服って萌えるよな」
前のめりで画面に見入りながら呟く雄輔。
「まぁ、そうだね」
「家じゃなかなか観れないからさ。今度っから観に来るわ」
僕の家を何だと思ってるんだか。
しばらくして次のシーンに移った。
ちらりと雄輔を見ると、トランクスの上から軽く触っていた。
あからさまにテントが張っている。
それを見て、僕も一瞬で勃起した。
自分でも不思議なくらい興奮していた。
隣で友人が勃起していることに。
「なぁ…してもいいか?」
思いがけない質問。
「う…うん。僕も、しようかな」
理性より性的興味が勝った瞬間だった。
トランクスを脱ぎ、自分のモノを扱く。
お互いにお互いの痴態を意識しているのは分かっていた。
雄輔が横目で見てくるたびに僕のモノからは我慢汁が溢れてきた。
雄輔のモノからも段々と我慢汁が出てきて、少ししたらグチュグチュという音が扱くたびに鳴る。
それがより興奮を高めた。
「そろそろ…イキそ…」
雄輔の手が速くなる。
それを見たら僕もイキそうになった。
TVの中の男優の腰も速くなる。
女が甲高い声で喘ぐ。
「僕も…ッ」
目はもう雄輔のことしか見ていなかった。
荒い息を吐く口。
快感に溺れている表情。
ピンッと伸びた足。
泡立っているモノ。
全てが僕の興奮を掻き立てた。
男優がイッてすぐだった。
「い、イク!」
デカいモノから勢いよく発射される精液。
それは雄輔の胸を汚し、腹を汚し。
下手なAVよりも僕の理性を奪い去る。
「ぼ、僕もイク!」
自然と声が出た。
そして、いつも以上に大量の精液も。
勢いよく飛び出した精液は、頬や口にかかり、それから胸や腹にかかった。
「セルフ顔射じゃん」
雄輔がティッシュで拭きながら笑った。
「ん…ッ」
僕もティッシュで精液を拭いた。
「はぁ…」
頭がボォッとする。
そのまま横になると自然と瞼が閉じてきた。
「歯、磨けよ」
「あ、そうだね」
雄輔の指摘で気付いた僕は、体を起して歯を磨き、布団を用意した。
「1つしかないんだけど」
「じゃあ、一緒に寝るか」
「…うん」
雄輔と一緒に布団に入る。
一緒に抜いたせいか、裸を見せることにすら恥ずかしさを感じなかった。
狭い布団に男二人。
顔を突き合わせるのは恥ずかしくて、お互い背を向けて寝た。


次の日。
目を開けるとすぐ前に雄輔の顔があった。
足には硬いモノが触れている。
そして、僕のモノに雄輔の手が触れている。
「……」
少し自分で腰を動かしてみる。
他人の手に擦れると自分で触るよりも気持ちよく感じる。
僕は雄輔の顔を見ながら、雄輔の手を握って自分のモノを握らせ、腰を振った。
「はぁ…はぁ…」
朝の寝ぼけた頭だと余計に感じた。
「んッ」
すごく気持ちいいし興奮する。
そう思いながら腰を振っていた時だった。
いきなり握る力が強くなった。
「つッ!」
腰の動きを止め、手を離した。
「ひとの手ぇ使うなよ」
眠そうに目を開ける雄輔。
やばい…。
まじ恥ずかしい…。
「ご、ごめ…ッ!」
謝ろうとしたら、不意に快感が込み上げてきた。
雄輔が僕のモノを扱き始めたのだ。
雄輔の顔を見ると、目を閉じて眉間に皺を寄せている。
初めての手コキ。
そのせいか、僕はすぐにイキそうになっていた。
「雄輔、そんなことしなくていいかッ」
いきなり顔が近付き、唇を重ねられた。
逃げようと思えば離れられた。
なのに離れられなかったのは、快感まで逃げてしまいそうだったから。
それを雄輔はどう受け取ったのか。
扱くスピードを上げた。
「あッあぁッ」
初めての快感に声が出てしまう。
「出ちゃうッ出ちゃうから」
僕がそう言っても雄輔は手を止めなかった。
「ゆーすけッイッちゃうよぉッ」
僕は雄輔の手の中でイッてしまった。
「はぁ…はぁ…」
「……」
快感に浸る僕なんか気にせず。
雄輔は体を起こしティッシュで手と僕のモノを拭くとまた横になって眠ってしまった。
…なんだったんだろう。
そう思いながら、スッキリした感じと倦怠感の入り混じった一時を過ごした。

朝は僕が作ろうと思ったのだが、手の込んだ料理なんてできないので、スクランブルエッグとサラダを作った。
あとはトーストでいいだろう。
あ、朝はご飯派かな?
あんまりパン食べてるとこ見ないし。
まぁ…作った物は食べてくれるだろう。
時刻は9時。
そろそろ起きてもらおう。
と、起こす前に雄輔をドッキリさせてやろう。
裸にエプロンを着る。
買ってから一回も着てなかったやつ。
初めてがこんなことに使われるとはエプロンも思わなかっただろう。
「雄輔、起きて」
体を揺する。
「ん…休みくらいゆっくり寝かせろよ…」
「もう9時だよ」
なんだこの会話。
カップルか夫婦だろ。
「しゃーないなぁ…」
そう言って体を起こし、布団から出た。
大きなモノがそそり立っている。
「ご飯作ったから、待ってて」
あまり見ないようにし、台所に向かった。
後ろから足音が近付き、背後で止まった。
そして、優しく後ろから抱きしめられた。
「おはよ。可愛いね」
なんだこの展開。
雰囲気が全然違う。
「雄輔?」
「裸エプロン。萌え萌えだね」
背中に押しつけられる硬いモノ。
「誘ってるの?」
肩に顎を乗せてきた。
「キス、初めてだったっしょ?」
「ぅ、ぅん…」
なんか予想と違う。
もっと騒いでくれると思ったのに。
「ご飯ありがと。冷めちゃう前に食べようか」
「うん…」
スクランブルエッグとサラダを皿に盛り付ける。
トーストは別の皿に。
雄輔も手伝ってくれた。
「いただきます」
僕の料理を食べる雄輔。
「ん、おいしいな」
「雄輔にそう言ってもらえて嬉しいよ」
段々といつも通りの雰囲気に戻り、片づけを終える頃には普段と変わらぬ雄輔に戻った。


続きます。

引用なし

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Re(1):自分の生きる意味9
 たか E-MAIL  - 12/5/1(火) 4:59 -
続きお願いします。
晴翔のチンチンシコシコしたいな(^_^)

引用なし

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<KDDI-CA3D UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.354 (GUI) MMP/2.0@05001012530371_ma.ezweb.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味9
 ゆうた  - 12/5/1(火) 5:57 -
期待を裏切らない展開で毎回とても楽しみにしてます^^どうなるのか楽しみです!

引用なし

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自分の生きる意味10
 晴翔  - 12/5/3(木) 0:13 -
たかさん、ゆうたさん、ありがとうございます!
続きです。


二人で課題をやった。
勉強は嫌いじゃないからすぐに終わった。
雄輔も少し後に終わった。
ちょうど雄輔が終わってお茶を飲み始めた時だった。
ブーブーと僕の携帯のバイブ音が鳴った。
開くと秋晴からのメールだった。
午後から遊ばないか、という内容。
僕は『雄輔と家にいるから遊びに来る?』と内容を書き、送る前に雄輔に秋晴を呼んでイイか訊いた。
雄輔は快く承諾し、そして「俺、今日も泊まるから秋晴にも泊まるように言ったら?いいだろ?」と言った。
今日も泊まるなんて初めて聞いたが、まぁ、気にするのはやめて、さっきの内容に『一緒に泊まらないか』ということを書き加えてから送信した。
返信はすぐにきた。
『さすがに泊まるのは無理!でも、遊びには行きたいな』
そう返ってきたので、僕は時間と待ち合わせ場所を指定した。
秋晴もそれで大丈夫だと言ってくれたので、出かける準備をした。
雄輔も一緒に出かけて、夕飯の買い物をする。
うちの親は週一くらいしか買い物に行かなかったが、きっと、ちゃんと料理する人は毎日新鮮な物を使う分だけ買うんだろうな
待ち合わせ場所に10分早く着くように家を出た。
予定通り10分前に着いたのだが、秋晴のほうが早く到着していた。
「ごめん。待った?」
「いや、今きたとこだからさ」
「ならよかった」
「じゃあ、行こうか」
歩きだす秋晴。
「え!俺は無視なの!?」
雄輔が騒ぐ。
「…こんちは」
あからさまに嫌そうな挨拶。
「うわ!ひど!」
雄輔がさらに騒ぐ。
それを少し笑って無視する秋晴。
なんだかんだ言いながらも仲良くなれそうだ。

買い物を済ませ家に着いた。
お茶とお茶菓子を用意し、テーブルを囲んだ。
課題の話や先生の話、月曜の授業の話などをした。
買ってからあまり手をつけていなかったゲームもやった。
意外と秋晴が一番上手かった。

そして夕食の準備。
秋晴も食べてから帰るそうなので、3人分のハンバーグを作る。
材料を刻んだり、付け合わせを作ったり。
やはり一番上手いのは雄輔。
秋晴は僕よりも下手だった。
そして、自分で自分のハンバーグを焼く。
調理実習みたいだ。
出来上がりは一目瞭然。
雄輔はすごくキレイ。
僕のは形がいびつで、秋晴のはさらに焦げていた。
「なんか…悔しいな」
秋晴が自分と雄輔のハンバーグを見比べながら呟いた。
「家で作ってるからな。最近は晴翔のメシも作ってるし」
「雄輔、なんでも作れるんだよ」
「むぅ…」
眉を顰めながら唸る。
僕と雄輔はそんな秋晴を見ながら笑った。

食事も終わり、軽く食休みをしてから秋晴が帰った。
雄輔との仲も少しは改善しただろうか。
それから僕と雄輔は風呂に入った。
今日は交代で。
そして、テレビを観て、ゲームをして。
気付けば1時になっていたので、歯を磨いて布団を敷いた。
今日はお互いにトランクスを穿いていた。
布団に二人で潜り込み、顔を見合わせた。
「……」
「……」
ドキリとした。
間近で見る雄輔の顔はカッコよかった。
こんなカッコよかったかな?
てか、なんで僕、こんなドキドキして…。
「晴翔」
「な、なに?」
名前を呼ばれ、一気に心拍数が上がった。
「目、閉じろ」
息のかかる距離でそう言われ、僕はさらにドキリとしながら目を閉じた。
されることは覚悟していた。
なぜ雄輔にされることを許したのかは分からない。
だが、その瞬間は性欲と興味に負けたのだ。
朝の快感が欲しい。
もっと気持ちよく…。
期待通り唇が重ねられた。
人生で二度目のキス。
それだけで僕の股間は硬くなった。
すぐに雄輔が上に覆いかぶさってくる。
僕は雄輔の背中に腕を回し、離れまいと抱きついた。
だが、すぐに股間を愛撫してくれない。
雄輔の手は、僕の乳首を責めた。
「ん…ッ」
くすぐったいような、なんとも言えない感覚に身を捩った。
それでも執拗に責めてくる。
徐々にそれが快感になり、気付けば喘いでいた。
それで雄輔は満足したのか、股間へと手が伸びる。
優しく握られただけで僕のモノはビクリと脈うった。
舌を絡めながら、僕のモノを扱く。
雄輔は手慣れていた。
男を責めることに。
しかし、今はそんなことより快感を最大限に感じよう。
僕が更に快感を求めていることが分かったのか、雄輔は唇を離すと布団の中に潜り込んだ。
そして、ゆるりとした生温かい感触が僕を包みこんだ。
布団の中を覗くと、雄輔が僕のモノをくわえていた。
僕がしてきたことはこんなに気持ちイイことだったのか。
そりゃ、ヤッてくれる人がいるならさせたくなるわけだ。
ひとしきり快感を味わった。
「ゆーすけ…」
射精感が込み上げてきたせいか、甘えた声で雄輔を呼んだ。
「ん?」
咥えたまま見上げてくる。
「そのまましてたら、出ちゃうよ…」
「じゃあ…俺も気持ち良くしてもらおうかな」
そう言うと、布団から出る雄輔。
そして、バッグの中からローションを取り出した。
「何に使うの?」
「…入れても、イイ?」
雄輔の言葉は、僕からしたら衝撃だった。
僕はホモじゃない…はず。
そう、ただ、快感が欲しかっただけだ。
だから、雄輔は僕の欲求に応えてくれた。
じゃあ、僕も雄輔の欲求に応えなきゃ。
意味不明な使命感に駆られた僕は「いいよ」と返してしまった。
「四つん這いになって」
「うん…」
僕は雄輔の言うとおりにした。
四つん這いになると、雄輔が僕の後ろに移動した。
すぐにぬるりとした感触が再び襲ってきた。
それが雄輔の舌だとはすぐに分かった。
「そんなッ!汚いからッ」
そうは言ってもカラダは拒否しなかった。
快感に喘ぎ、穴がひくひくした。
「力、抜けよ」
雄輔が緊張した声でそう言った。
ローションのキャップを開ける音。
そして、ひんやりとした液体がアナルに垂らされ、雄輔の指で塗りこまれた。
「指、入れるからな」
ゆっくりと、一本の指が入ってくるのが分かった。
たっぷりとローションを使ってくれたおかげか痛みは感じなかった。
続いて二本目。
これは少し痛い。
だが、ゆっくりと待ってくれたので最終的には痛みはなくなった。
三本目。
やはり痛い。
しかも、なかなか慣れてくれない。
ローションを足しながら、時間をかけて入れてくれた。
「そろそろいいかな…」
雄輔の声に緊張した。
入れられる…。
そう覚悟した。
「優しくするから。我慢してな」
優しい声で言われ、僕は黙って頷いた。
腰に手が添えられ、穴にモノが宛がわれた。
「力抜いて。じゃないと痛いよ」
「ぅん」
僕は深呼吸をして力を抜いた。
それに合わせるように、雄輔がゆっくりと僕の中に入ってきた。
痛みが襲う。
だが、慣らしてくれたおかげか、思っていたほどではない。
奥まで挿入すると、そこでまたいったん慣らす。
数分してから、ゆっくりと動き始めた。
指とは比べ物にならない圧迫感。
乾いたらローションを足してくれるから痛みはない。
「ん…あぁ…」
突かれるたびに声を漏らした。
いや、自然と押し出されるように出てしまうのだ。
「晴翔、すげぇ締まる」
徐々にスピードが上がってゆく。
圧迫感は快感へと変わっていった。
射精感に似た、だが、最後まではいけないもどかしい快感に僕は溺れた。
「ゆーすけ!もっと…ッ!」
僕がそういうと、雄輔はさらにスピードを上げた。
部屋がギシッと軋んだ。
「イキそ…」
雄輔がそう呟いた。
「いいよ!いっぱい出して!」
エロ漫画に載っているかのような台詞を吐いた。
「あぁ…!イク!イク!」
雄輔が中で果てた。
ビクンッと脈を打っているのが分かった。
「はぁ…はぁ…」
出し終えたのか、荒い息を吐きながら僕の中から抜いた。
そして、ゴムを外し、結んでティッシュに包み、ゴミ箱に捨てた。
ゴム…つけててくれたんだ…。
「ほら、仰向けになって」
雄輔に促され、僕は仰向けになった。
小さくなってしまった僕のモノを扱き、勃起させるとすぐに咥えてくれた。
さっきまで快感があったせいか、すぐに快感が込み上げてきた。
雄輔のフェラが激しくて上手いせいもあるが。
「ゆーすけ、出ちゃいそうだよ…」
「出していいぞ」
ラストスパートをかけるように、雄輔はスピードを上げた。
「あんッあぁ!あぁ!イッちゃう!出ちゃう!あぁぁッ!」
自分でも恥ずかしくなるような声を上げて射精した。
雄輔は全て口で受け止めると、それを飲み込み、さらに舐めてきれいにしてくれた。
「ん…はぁ…」
喘いだせいで喉が痛い。
それに疲れた。
「歯、磨いて寝るか」
「…うん」
倦怠感でボォッとした。
お茶を飲んでから歯を磨き、すぐにベッドに潜りこんだ。
「おやすみ」
雄輔が唇を軽く重ねてきた。
「おやすみ」
僕はそう返し、目を閉じた。


次の日の朝。
目の前の雄輔とダルさ。
そして何より、ケツの痛みで昨日のことは事実だと実感した。
そこにあったのは嬉しさやドキドキではなかった。
後悔、恐怖。
そちらの感情が強かった。
今、この状況でも雄輔を友人としか見れない。
だが、昨日のアレは事実だ。
しかし、僕はきっと再び快感を求めてしまう。
優しい雄輔に甘え、きっと我慢なんてできない。
それではきっと、この友情は長く続かない。
雄輔はどう思っているのだろう。
もし、僕に対して恋愛感情があったら?
僕はそれを利用することになるのだろうか。
そんなことは嫌だ。
自問自答を繰り返していると、雄輔が目を覚ました。
「お、おはよ」
眠そうな顔で囁くように雄輔が言った。
「おはよ」
いつもどおりに言おうとしたつもりなのに、少し元気がないような言い方をしてしまった。
「嫌…だった?」
僕の気持ちが分かったのか、雄輔が訊いてきた。
「嫌…じゃない。でも、少し後悔してる」
「どうして?」
「雄輔とは友達でいたいから」
「俺も悪かったな。ごめんな」
「そんなことない。雄輔は悪く…」
不意に唇を重ねられた。
そして、股間を揉んでくる。
「雄輔!」
「これで悪者っしょ?だから、あんま自分を責めるなよ。それに、ほら。友達同士だって抜き合いくらいするさ。それが、ちょっと仲良過ぎただけだって」
雄輔が笑うからつられて笑った。
だが、心の中はすごくモヤモヤしていた。

それからはいつもと変わらぬ日常。
朝食を食べ、昼食を食べ、夕食を食べ。
雄輔が帰る時間になったので、途中まで送った。
「じゃあ、また明日」
「うん。また明日」
今日はいつもより口数が少なかった気がした。
きっと、気のせい…だよね。


続きます。

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.162; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p3060-ipbf304fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味10
 カズ  - 12/5/3(木) 2:48 -
続き頑張れ!

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<DoCoMo/2.0 SO905i(c100;TB;W30H23;ser356766011390222;icc8981100010326933448f)@proxy30076.docomo.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味10
 ゆうた2  - 12/5/4(金) 9:23 -
毎日毎日続きが気になってしょうがないです。w
ゆっくりで良いので続きをお願いします。

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<Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)@nttkyo869111.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味10
 ゆうた  - 12/5/6(日) 18:06 -
たのしみにまってます。続きお願いします

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<Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_3_3 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0...@p8003-ipbfp2502tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味10
 ゆう  - 12/5/7(月) 0:33 -
うらやましい(涙)こんな優しいHしたいっす(涙)
続き頑張ってかいてくださいね!!
読むのが楽しみなってきました(笑)

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自分の生きる意味11
 晴翔  - 12/5/9(水) 3:42 -
かなり遅くてごめんなさい!!
カズさん、ゆうた2さん、ゆうたさん、ゆうさん。
ありがとうございます!
このまま同じツリーで書いてていいですよね?

まぁ、とりあえず続きです!


次の日。
雄輔は家には来なかった。
学校に着いても、少し溝があった。
話さないわけじゃない。
でも、なぜか距離があるような気がした。
すごく大きい距離が。
部活でも席が一つ分の間があった。
秋晴も心配してくれた。
だが、僕にもどうしようもできなかった。
嫌いなわけじゃないのに。
友達でいたいのに。
そう思っているのに、雄輔に近付けなかった。

そんなこんなでGWに入った。
実家には帰らないことにした。
帰っても居場所ないし。
あれ以来、雄輔は家に来なくなった。
学校で軽く話すくらい。
段々と開く距離。
代わり…というのは失礼だが、秋晴が家にくるようになった。
一緒に勉強をして、夜には簡単な料理を作る。
雄輔の料理が懐かしく感じた。
秋晴と一緒に作っても、雄輔のものには敵わない。
「雄輔と喧嘩でもしたの?」
作ったチャーハンを食べながら秋晴訊いてきた。
「そんなことないよ」
僕がテキトーに返した。
喧嘩なんかじゃない。
僕のわがままなんだ。
雄輔と一緒にいれなきゃ意味がないのに。
一緒にいたいのに。
「なんかあったの?」
その言葉に思い浮かぶあの日のこと。
雄輔と一つになった時。
僕は、ただ快楽を求めていたんだ。
雄輔を好きになったわけじゃない。
ただ、僕は…。
「なんつーかさ。俺にくらいは話してくれてもいいんじゃない?」
少しイラッとしたような声。
僕は、秋晴にまで離れられるんじゃないかと一瞬胸が苦しくなった。
「自意識過剰かもしれないけどさ。俺、晴翔とは結構仲良くやってきたつもりだよ」
こういうことをハッキリ言うなんて。
雄輔に似てきたのだろうか。
それとも、出会ってからひと月経ち、素顔が出てきたのだろうか。
どちらにしても、真実か嘘を話さなくてはいけない。
このまま「なんでもない」は貫けないだろうし。
だったら僕はどっちを話す?
秋晴には真実を伝えたい。
だが、伝えられるのか?
雄輔と性的な関係を持った…なんて。
もし秋晴に嫌われたら?
僕だけじゃない。
雄輔まで嫌われてしまう。
せっかく3人で仲良くなってきたのに、僕のせいでバラバラになるなんて嫌だ。
友人に嘘を吐くなんて悪いことだ…。
僕は…どうしたらいい…?
「僕…あの…」
口を開くが言葉が続かない。
いったいなんて言えばイイんだよ…。
「…銭湯、行こうか」
「へ?」
「今日は泊まってく。いいっしょ?」
「う、うん…」
「じゃあ決まり。銭湯行く途中で家に寄らせて。じゃあ、準備して行こうか」
珍しく強引な秋晴。
やっぱり雄輔に似てきたのかな。

銭湯なんて人生初めてだ。
イメージと全然違う。
僕はてっきり、番台に爺さんがいたりとか。
服を入れる籠があったりってイメージだった。
だけど、なんか現代的。
籠じゃなくてロッカーだし。
ポイントカードまであるし。
脱衣所に入って、ロッカー用の100円を取り出しておく。
服を脱ぎ、ロッカーに突っ込み、タオルだけ持って鍵をかけた。
鍵は手首につけておいた。
そして、浴場に向かう。
中はまぁ…想像に近い。
体を洗うとこがあって、湯船があって。
ただ、湯の種類が豊富だ。
ジェットバスやら電気風呂やら。
サウナもあるし。
だけど、人はまばら。
平日だからかな?
僕と秋晴は体を洗ったあと、普通の湯船に浸かった。
「銭湯って初めて来たよ」
「そうなんだ。まぁ、俺もあんまり来ないよ。家の風呂に入ればイイし」
秋晴が笑いながら言った。
「まぁそうだよね」
「ただ、来たら結構のんびりできるんだよなぁ…」
「そだね。久しぶりに足を伸ばしてお風呂に入ってるもん」
そんな他愛のない話をしていた時だった。
前に見知った顔の男が座った。
「雄輔…」
なぜ気まずいと思ったのかは分からない。
ただ、一瞬だけ『逃げたい』と思ってしまった。
「おせぇよ」
隣の秋晴が雄輔に話しかけた。
「わりぃな。ちょっと準備に時間かかってよ」
笑って返す雄輔。
どういうことなのだろう。
「俺が雄輔を呼んだんだよ。てか、雄輔も一緒に泊まってもいい?」
秋晴がいろいろ言ってきた。
「え、あ、うん…」
「よかったな、雄輔」
「断られても泊まりに行くさ」
アハハと笑い合う二人。
意味が分からなかった。
…いや、なんとなくは分かっている。
秋晴が、僕と雄輔の関係を修復しようとしているのだ。
「あ、俺、ちょっと便所行ってくる」
そう言うと、秋晴は立ち上がり、浴場から出て言った。
残された僕と雄輔。
「…課題、終わったか?」
先に雄輔が口を開いた。
「まぁ、うん」
「さすが晴翔だな」
「雄輔は?」
「俺も終わらせたよ」
「早いね」
「まぁ、遊びたいしな」
わざとらしく豪快に笑う雄輔。
「あのさ。まだ気にしてる?」
笑顔から急に真顔になった。
「……」
僕は分からなかった。
気にしていないわけじゃない。
ただ、それは雄輔は全く悪くないコト。
なのに、雄輔にはすごく気を遣わせている。
かといって、今までみたいに近づいたら僕がダメになりそう。
遊びたいのに遊べない。
そんな葛藤が僕の胸の中で暴れた。


続きます。

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB730; GTB7.3; chromeframe/18.0.1025.168; SLCC1; .NET CLR 2.0.5072...@p3049-ipbf501fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味11
 こうた  - 12/5/9(水) 8:08 -
待ってました。
とても楽しみにしてるんで、続き頑張って下さい!

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<Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 5_1 like Mac OS X) AppleWebKit/534.46 (KHTML, like Gecko) Version/5.1 Mobile/9B176 ...@pw126208098086.3.kyb.panda-world.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味11
 ゆうた2  - 12/5/9(水) 9:39 -
待ってました!
これからどうなるんだろう。
カキコ大変だろうけど続きをお願いします。
そろそろ新ツリーにした方が良いですね。^^

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<Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)@nttkyo588120.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味11
 だい  - 12/5/9(水) 23:52 -
切ないから恋なんだね。


男同士は、形にはできないけど素敵な笑顔で過ごしたいね!

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<DoCoMo/2.0 P06C(c500;TB;W24H16;ser355097041321107;icc8981100000701351639F)@proxy30037.docomo.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味11
 ゆう  - 12/5/10(木) 0:37 -
うっ!!!二人はいったいどーなるの?!(涙)
ハラハラしちゃいました!!続きを…
遅くても構わないから最後まで見届けさせてね!!
続きが楽しみだぁ〜!!!(笑)

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<SoftBank/1.0/936SH/SHJ001/SN359418020658887 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w41.jp-k.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味11
 いけ  - 12/5/10(木) 5:06 -
描写が細かくて最高です!素敵!

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<DoCoMo/2.0 N03D(c500;TB;W24H16;ser358432040516729;icc8981100022128124712F)@proxy10077.docomo.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味11
 だいさ  - 12/5/12(土) 17:48 -
続きが気になって仕方ありません。
期待してます!(。+・`ω・´)

引用なし

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<Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 5_1_1 like Mac OS X) AppleWebKit/534.46 (KHTML, like Gecko) Version/5.1 Mobile/9B20...@pw126210018184.5.kyb.panda-world.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味11
 忠告  - 12/5/17(木) 20:14 -
いつも楽しんで読ませてもらってます。

忙しいと思いますが、これだけ時間が空くと書く気があるのかな?って疑ってしまいます。

楽しみにしている人のためにも、何かしらのメッセージを載せるべきでは?読者が離れていきますよ。

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<Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.3; ja-jp; SH-12C Build/S9300) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mob...@s600103.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp>
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Re(1):自分の生きる意味11
 ゆうじ  - 12/5/20(日) 14:52 -
続きが楽しみです。
新しいツリーで見たいです。

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR ...@eatkyo502098.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
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