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君の温もり ケンジ 09/4/30(木) 14:19
君の温もり ケンジ 09/4/30(木) 15:14
Re(1):君の温もり 09/4/30(木) 22:41
Re(1):君の温もり てつ 09/5/1(金) 1:47
君の温もり 2 ケンジ 09/5/2(土) 8:43
Re(1):君の温もり 2 09/5/2(土) 8:54
君の温もり 3 ケンジ 09/5/2(土) 9:14
君の温もり 4 ケンジ 09/5/3(日) 0:04
Re(1):君の温もり 4 おぬう 09/5/3(日) 0:24
Re(1):君の温もり 4 09/5/3(日) 6:32
君の温もり 5 ケンジ 09/5/3(日) 15:09
Re(1):君の温もり 5 09/5/3(日) 15:56
Re(1):君の温もり 5 にゅ 09/5/4(月) 1:53
Re(1):君の温もり 5 09/5/4(月) 8:50
君の温もり 6 ケンジ 09/5/4(月) 23:57
君の温もり 7 ケンジ 09/5/5(火) 0:18
Re(1):君の温もり 7 09/5/5(火) 7:40
Re(1):君の温もり 7 ユウ 09/5/5(火) 14:06
Re(1):君の温もり 7 とうや 09/5/6(水) 20:47
君の温もり 8 ケンジ 09/5/7(木) 17:26
Re(1):君の温もり 8 ニコニコ 09/5/7(木) 18:11
君の温もり 9 ケンジ 09/5/7(木) 22:30
Re(1):君の温もり 9 (^O^) 09/5/7(木) 22:37
Re(1):君の温もり 9 ニコニコ 09/5/7(木) 22:47
Re(1):君の温もり 9 ユウ 09/5/8(金) 1:14
君の温もり 10 ケンジ 09/5/9(土) 9:40
Re(1):君の温もり 10 なお 09/5/9(土) 15:03
Re(1):君の温もり 10 ニコニコ 09/5/9(土) 19:22
Re(1):君の温もり 10 09/5/9(土) 22:46
君の温もり 11 ケンジ 09/5/10(日) 11:27
Re(1):君の温もり 11 dorafo 09/5/10(日) 13:47
Re(1):君の温もり 11 ひろ 09/5/13(水) 23:05
君の温もり 12 ケンジ 09/5/16(土) 11:42
君の温もり 13 ケンジ 09/5/16(土) 11:58
Re(1):君の温もり 13 かんなぎ 09/5/16(土) 17:09
君の温もり 14 ケンジ 09/5/16(土) 23:40
Re(1):君の温もり 14 けいおん 09/5/16(土) 23:51
君の温もり 15 ケンジ 09/5/19(火) 22:40
君の温もり 16 ケンジ 09/5/19(火) 23:02
Re(1):君の温もり 16 ユウ 09/5/20(水) 0:14
Re(1):君の温もり 16 09/5/20(水) 7:28
Re(1):君の温もり 16 yu 09/5/27(水) 2:19
君の温もり 17 ケンジ 09/5/27(水) 20:46
Re(1):君の温もり 17 お持ち帰り 09/5/27(水) 21:02
Re(1):君の温もり 17 dorafo 09/5/28(木) 18:48
君の温もり 18 ケンジ 09/5/28(木) 19:47
Re(1):君の温もり 18 お持ち帰り 09/5/29(金) 7:07
Re(1):君の温もり 18 ユウ 09/6/1(月) 0:58
君の温もり 19 ケンジ 09/6/1(月) 9:12
Re(1):君の温もり 19 かずま 09/6/13(土) 3:56

君の温もり
 ケンジ  - 09/4/30(木) 14:19 -
君の温もりを感じながら眠りについてたあの頃。。。
もう一度 あのときに戻りたい


『西山加奈子さん、○○大学を首席で卒業しているんですって。テニスも高校のとき全国まで行ったらしいし、どうかしら?ケンジくん。すばらしい縁談だと思わない?ケンジ君も29だしそろそろ結婚しなきゃね(笑)』
叔母さんは嬉しそうにお見合い写真を見せてきた。
僕はクリームパスタを食べる手をとめて叔母さんのもってきた写真を興味しんしんなふりをして見た。『凄いですね。そんなすばらしい女性と僕がお見合いなんかしていいんですか?』

『大丈夫よ〜オホホ叔母さんに任せておきなさい!』

叔母さん(母方のお姉さん)はお見合いの仲介するのが大好きな人で何人ものお見合いを成功させてきた人だった。僕が未だに彼女がいないと言ったら早速お見合い相手を探してきた。見合い相手の女性は悪くないけど…女には興味がない。
どうしよう。カミングアウトしてお見合いを断るべきか…そんなことしたらヤバいかな…。僕は真剣に悩んでいた。そろそろ周りは結婚していくのに自分だけ結婚しないわけにはいかないし…


いちおお見合いを承諾した。来週の日曜日らしい。
面倒くさいわぁ…


とてもじゃないけど叔母さんの前では言えない

『ちょっとケンジ君待ってて。電話してくるから』

叔母さんは席をたった

僕は一人で食べた


結婚かぁ


そんなとき僕の前の席に家族連れがきた

僕と同い年くらいの夫婦だった。二歳ぐらいの男の子と赤ちゃんもいる。

僕もいつかはあんな風に家族を持つのかな?


そんなことを考えた


ふとそこの家族のお父さんと目があった


あっ…


僕は思わずグラスを落とした


『なおき…』


みんなが一斉にみた

店員がかけつける

『お客様大丈夫ですか?』

その人は俺と十年前ぐらいに付き合ってた人だった

引用なし

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君の温もり
 ケンジ  - 09/4/30(木) 15:14 -
彼は僕を見て驚いた表情を見せた。
僕たちは終始見つめあう

『お知り合い?』
彼の奥さんは僕を見て会釈をした。凄く可愛らしい奥さんだ。

『高校のときの同級生』


彼がそう言った


僕は少し気まずくなり席を立った

トイレへと向かった


ドクン

ドクン


心がざわついている


ナオキ…


ナオキと僕は高校三年生のときに初めて知り合った


僕は内気な性格で文科系の部活に入っていた
ナオキはサッカーをやっていて明るくてみんなから好かれていた。僕との接点ま全くなかった。

期末テストが始まるころ寝てばっかりいる彼が僕に勉強を教えてほしいとお願いしてきた。
僕は迷惑そうな顔をした

そのとき全く彼には興味がなかった。


授業が終わった放課後二人きりの教室で勉強を教えた

引用なし

パスワード


<KDDI-KC38 UP.Browser/6.2.0.11.1.2.2e (GUI) MMP/2.0@07022400847761_vc.ezweb.ne.jp>
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Re(1):君の温もり
   - 09/4/30(木) 22:41 -
続きお願いします

引用なし

パスワード


<KDDI-SH33 UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@05004018147361_ge.ezweb.ne.jp>
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Re(1):君の温もり
 てつ  - 09/5/1(金) 1:47 -
続き楽しみ!

引用なし

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<SoftBank/1.0/931SH/SHJ003/SN353690020205705 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w32.jp-t.ne.jp>
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君の温もり 2
 ケンジ  - 09/5/2(土) 8:43 -
勉強を教えているときに突然オナニーの話になった

「お前,オナニーしたことある?」


「え・・・何を急に・・・そりゃあまぁ〜・・・」

「やっぱあるよなぁ〜何かお前性的なこととか興味なさそうだったからさ。勉強一筋って感じじゃん?」

「そうかな?」

「じゃあセックスしたことあるか?」

「ないよ・・・」

「彼女は?」

「いない」


「マジで?お前結構可愛い顔してるからなぁ〜実はいるのかと思ったけどな(笑)」


「戸村君はいるの?」

「俺はいないな」

「なんで?」

ナオキは突然俺を見つめた

よくわからないから目をそらした

すると

「なぁ〜俺と付き合わん?」

・・・・・


はぁ!?


「お前ゲイだろ?実は俺もなんじゃ」


はぁ〜〜????


はぁ〜??


俺の頭の中はパニック状態だった

何を言い出すんだろう


そしていきなりキスをしてきた

チュ

ンチュン

チュ


「お前固くなってんじゃん?」

「だって・・」


誰もいない教室で俺たちは抱き合った


それから俺たちは付き合いだしたんだ・・・


でもナオキが大学進学で東京の方に行ってしまい俺たちは結局別れることになった


なぜ今


しかも何で結婚してんだろう・・・


ナオキ


ガチャ・・・


トイレに誰か入ってきた

鏡の中で目があう


「久しぶり・・・」

ナオキが笑顔で僕を見ている。僕は振り返った


「本当に久しぶりだね。十年ぐらいかな?もう結婚したんだ」

「うん。まぁね」

「可愛い奥さんじゃん」

「うん・・」

これ以上言葉が出てこない・・・


僕は今でもナオキのこと忘れたことなかった

いつか再会してまた高校生のときみたいに愛しあいたいと思ってた・・・


こんな結末になろうとは・・・

引用なし

パスワード


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)@host-85.dhcpn1.icn-tv.ne.jp>
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Re(1):君の温もり 2
   - 09/5/2(土) 8:54 -
続きお願いします

引用なし

パスワード


<KDDI-SH33 UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@05004018147361_ge.ezweb.ne.jp>
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君の温もり 3
 ケンジ  - 09/5/2(土) 9:14 -
「これ俺のメルアドな」

ナオキは僕にメルアドの書いた紙を渡すとトイレから出た


このメルアド・・・


kenji−1208@ezweb.ne.jp

俺名前が入ってる・・・

なんで?

もしかしてナオキも僕のことずっと・・・・


僕がトイレから出るとナオキは子供にご飯を食べさせていた


電話から帰ってきたオバサンは待ちくたばれたようだった

「ちょっとケンジ君何してたの?あのねお見合い相手だけど,今度の土曜日がいいって!!ちょっとケンジ君聞いてる?」

「はい・・・土曜日ですか。はい」

「じゃあそろそろ出ましょうか。スーツでも買わない?やっぱスーツ新調したほうが良いと思うわよ」

僕はナオキの目線を気にしながら帰った

奥さんは会釈をしてくれた

僕はなんか不思議な感じがした


昔付き合ってた奴が奥さんと子供を連れているなんて・・・

ナオキはゲイじゃなかったんだ


洋服のあおやまに行きおばさんはひとりで張り切ってスーツを選んでいる

その間も僕はナオキのことばかり考えていた

メールするべきか・・・

メールしてどうなるんだろう・・・また前みたいな関係に戻るわけでもないし

引用なし

パスワード


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)@host-85.dhcpn1.icn-tv.ne.jp>
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君の温もり 4
 ケンジ  - 09/5/3(日) 0:04 -
真っ暗な部屋の明かりをつけた


テレビ台の上には昔ナオキがくれた第二ボタンがあった

昔から大事に透明なケースにいれて大事に大事に持っていた


卒業式のときに,校舎の裏で僕にこの第二ボタンをくれた

そしてそれから僕たちは別れた

これが別れのプレゼントだったんだ


僕はもっとナオキといたかった

本当は行かないでって言いたかった


ずっと好きだった

ナオキとの時がすべてだった


誰と付き合ってもナオキを忘れられなかった

でも忘れたかった

なんで今 また再会してしまったんだろう


僕はいつのまにかケータイを出してナオキにメールを送ろうとした


本当に送っていいのかな?

ナオキ


でも挨拶程度ならいいよね・・・

「今日は驚きました。ナオキが帰ってきているなんて。そして結婚して子供までいたなんて。。とても幸せそうでしたね。また会えるなら会いたいです」


そして10分後に返信がきた

「俺も驚いた。まさかあそこでケンジに会うなんて。俺は今幸せだよ。今度ゆっくり話さない?」


僕yesの返信をした

どうやら明日の夜は暇らしい

僕は仕事が終わってからナオキが待つ居酒屋に行った

「よっ」

ナオキが手をあげた

とりあえず俺はビールを飲む

しばし無言の二人

ナオキから話を切り出した


「マジビックリだったよ。まさかお前がいるなんて」

「こっちこそビックリだったよ」

「今お前何してるん?」

「銀行員」

「そっか・・・俺は○○グラウンの服屋に勤めてる」

「まさか会うなんてね。いつ結婚したの?」

「五年前ぐらいかな?大学で知り合ったんだ」

「お前はいま恋人いるの?」

「いないよ」

「そっか・・」

「可愛い子供さんもいるんだね」

「まぁな。」


ナオキは焼酎を一気に飲んだ


「なぁ・・・ケンジ・・・・俺お前のことマジで好きだったよ」

だったよ・・・?


過去形?

今は?

引用なし

パスワード


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)@host-200.dhcpn1.icn-tv.ne.jp>
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Re(1):君の温もり 4
 おぬう  - 09/5/3(日) 0:24 -
なんかドキドキする展開ですね!続き楽しみにしてます♪

引用なし

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<DoCoMo/2.0 F906i(c100;TB;W24H17;ser357016012682725;icc8981100000902001314f)@proxy20018.docomo.ne.jp>
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Re(1):君の温もり 4
   - 09/5/3(日) 6:32 -
続きお願いします

引用なし

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君の温もり 5
 ケンジ  - 09/5/3(日) 15:09 -
好きだったよって・・・


だってナオキから付き合おうって言ったんだし。。。

僕は最初ナオキのことは何ともおもっていなかった


「まだ第二ボタン持ってる?」

「うん・・」

「俺のこと忘れてなかったんだ」

「当たり前だよ」


「あの夏休み前の期末テスト思い出すよな。お前のおかげで結構順位上がったし。いやあ懐かしいな」

「ナオキはゲイかと思ってた」

「俺はバイなんだと思う。でもなんかあのときはケンジのこと愛おしく思ってたんだよ。今も・・・」


「は?」

「なんでもない。それよりお前これから予定ある?明日仕事は?土曜日だから休み?」

「いやちょっと用事がある」

「そっか。じゃあまた今度会おうな。俺も奥さん待ってるし」

「うん」

ナオキは電話番号を僕に渡した。

ナオキはそのまま居酒屋を出ると夜の町に消えていった

ナオキの後姿をずっと目に焼き付けた


僕よりも10センチぐらい背が高くてスポーツマンだった彼の二の腕は太くていつも僕を包んでくれた

キミの温もりは僕にはとても居心地が良かった

セックスはしなくても抱き合っただけで満足だったあのとき


僕は朝起きるとなんか体が重かった・・・
一週間の疲れが出たのかな?それとも今日がお見合いだからかな

僕は新調したスーツに着替えた。
髪もワックスで整えた

面倒くせぇ〜〜

もし今日のお見合いがなかったらナオキとどうなっていただろうか。

ホテルでセックスしていたのだろうか。

そんなことを考えると勃起してきた


僕は勃起が治まってから部屋を出た

お見合いの会場に向かう

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)@host-192.dhcpn1.icn-tv.ne.jp>
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Re(1):君の温もり 5
   - 09/5/3(日) 15:56 -
続きお願いします

引用なし

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Re(1):君の温もり 5
 にゅ  - 09/5/4(月) 1:53 -
「弁当食って〜」も完結してないのに別の作品書き始めたんですか?
ちゃんと書き終えてからにしましょうよ。

引用なし

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<KDDI-TS37 UP.Browser/6.2.0.10.3.3.1 (GUI) MMP/2.0@05004010983086_va.ezweb.ne.jp>
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Re(1):君の温もり 5
   - 09/5/4(月) 8:50 -
おもしろいです!
続き楽しみにしてます!!

引用なし

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<DoCoMo/2.0 F01A(c100;TB;W24H17;ser359935010858789;icc8981100000661875072f)@proxy20069.docomo.ne.jp>
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君の温もり 6
 ケンジ  - 09/5/4(月) 23:57 -
お見合いの会場は近くの料亭だった。結構高そうな場所だった。。
よくドラマとかでお見合いの場所が出てくるがそんなところだった

叔母さんは嬉しそうに僕を見つめた

「このお見合いは絶対成功させなきゃね。ケンジ君のために!」

凄く張り切ってる(汗)
なんか凄く後ろめたい気持ちになった

だって僕はゲイなのに・・・結婚なんか出来ない。。。

・・・


僕は叔母さんのために結婚してしまおうかなんて考えた
だって・・・

僕が二歳のときに母は乳がんで亡くなってしまい,父は高校三年生の春ぐらいに交通事故で亡くなった。そんなかわいそうな僕をずっと叔母さんは目にかけてくれた

だから無碍には出来ない・・


とうとうお見合いの時間になり相手が入ってきた

西山加奈子さんは普通に綺麗な人だった
僕にはもったいない

着物かと思えば普通にスーツだった


凄く明るい感じで菅野美穂っぽい感じだ。。

「松尾健二です。えっと趣味は読書です。銀行の営業やってます。よろしくお願いします」

と軽く自己紹介


どうやらあっちも銀行で働いているらしく僕と話があった。

その間もおばさんが僕を押していく。

一時間ぐらいでお見合いは終わり,いちお電話番号とメルアドを交換した。
あまり向こうは興味がなさそうだったからこの見合いは終了かと思ったが意外にも向こうが気に入ってくれてたみたいでまた会いたいと言われた・・・


げっ・・・


叔母さんは大喜び


僕は付き合う気はさらさらなかった

その夜 

でも 結婚だけでもしようかな・・・

面倒だけど・・・このまま結婚しないのも世間的にも悪いしな・・・


なんてベッドの上で考えた


少しだけでも付き合ってみよう

叔母さんも喜んでくれるだろうから・・・


ふと第二ボタンに目がいく・・・
ナオキ・・・

トクン


トクン

ナオキのことが頭から離れない

もう忘れたいのに


次の日曜日 

僕は買い物ついでに○○グラウンに行った


どうしてもナオキに会いたくなってしまったから


ちょっとだけナオキを見たくなった

紳士服売り場にいるはず・・・

僕は服を見るふりをしてキョロキョロと辺りを見回した。

するとナオキがレジにいた

やっぱカッコイイ

二児の子持ちには見えないぐらいに若い

29のいいおっさんが何を影から見てんだろ・・・自分でも変に思った

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)@host-179.dhcpn1.icn-tv.ne.jp>
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君の温もり 7
 ケンジ  - 09/5/5(火) 0:18 -
僕はナオキを一目見ようと思ったらずっと見てしまい
気付かれそうになった

急いでその場から出ようとしたとき


ガターン!!!


マネキンをこかした

恥ずかしい!!

ナオキがかけよってきた

「大丈夫ですか?お客様!あ・・・」

「げっ!!よっ」

僕は何ともなかったかのように振舞った

『お前何しよん!?」

ナオキは驚いていた

「ちょと・・・ここ来たついでにナオキの顔でも見ていこうかなって」

「ふ〜ん。あっそうだ,今日の夜あいてる?飲みに行こう」

「え!?あぁ!!」

俺は素で喜んでしまった

「じゃあまたメールする」

よっしゃ!!またナオキに会えることが凄く嬉しい

そして9時ぐらいにメールが来た

俺は車で待っているとナオキが来た

「お待たせ!」

「どこ行く?」

「お前車だから飲めないだろ。じゃあお前ん家行っていい?」


「あぁ〜・・・でも奥さんとか心配するんじゃないの?」

「あいつら実家帰ってるから」


家に到着した

「あっこれ第二ボタン・・・マジでもっててくれたんだ」

「うんまぁ・・」

「俺のこと今でも好きなんだな」

「・・・」

あたってるだけに俺は何も言えなくなった


会話がない

その沈黙をやぶったのはナオキだった

「そういえば俺たちフェラもしてなかったよな」

ブー!!!


思わず酒をふいた

何を言い出すのやら

『あの時代ネットも発達してなかったから知らなかったよな。。そういえばケンジ,誰か付き合ってる人いないの?』

『いないよ。』

『そろそろ結婚しないとやばくないか?』


なんでそんなこというんだろう・・・俺はナオキのことが好きなのに


『まぁね』


また沈黙がつづいた


そのときナオキがテレビの横にあったDVDを見つけた

『これルーキーズじゃん。見ていい?』

『いや!それ見否ほうがいいよ』

『ん?なんで?』

ナオキは勝手に再生した

ヤバイ!!

それはCOATの企画物のゲイDVDだった


『これもしかしてゲイDVD?お前これで抜いてんの?(笑)見ていい?』

男同士の絡み合い・・・

『すげぇなぁ〜ヤバ俺立ってきたよ』

スーツの上から股間を触る

俺を挑発してきた

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)@host-179.dhcpn1.icn-tv.ne.jp>
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Re(1):君の温もり 7
   - 09/5/5(火) 7:40 -
続きお願いします

引用なし

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<KDDI-SH33 UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@05004018147361_ge.ezweb.ne.jp>
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Re(1):君の温もり 7
 ユウ  - 09/5/5(火) 14:06 -
続きが楽しみ!
待ってます!!

引用なし

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<KDDI-SN3C UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.1.5.1.116 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
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Re(1):君の温もり 7
 とうや  - 09/5/6(水) 20:47 -
その後どーなったんですか!?
気になります☆

引用なし

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<SoftBank/1.0/911SH/SHJ001/SN353686015493181 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w21.jp-t.ne.jp>
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君の温もり 8
 ケンジ  - 09/5/7(木) 17:26 -
ゲイDVDが見つかりナオキはそれを見て股間を触り俺を挑発する

「なぁ・・ケンジ見てみろよぉ〜はぁはぁ・・はぁ・・・ヤバイ俺のこんなに勃起してるよ。触ってみる?」

ナオキはチャックに手を入れて股間を触りだした

俺は勃起した

ナオキは俺の手を握ると自分のチンコを触らせた

「こんなことしたことなかったろ?どうだ?俺のチンコでかいか?」

確かにナオキのチンコはデカイ・・・

ズボンを脱ぎボクサーパンツ一枚になった

俺の顔に股間を押し付けてくる。

「ほら,触って」

ギンギンに勃起したチンコを俺に触らせる

俺は賜らずパンツを下ろすとチンコを舐めた

ナオキは気持ちよさそうに俺の頭を掴み激しく突いてくる

超キモチイイ・・・

「ケンジのチンコ見せてみろよ」

俺のをパンツごしに触ってきた

今まで高校生のときにはこんなエッチなことはしたことがなかったから俺は興奮して先走りをたらしまくっていた


「お前のヌルヌルしてんじゃん」

俺はパンツを脱ぎナオキのギンギンのチンコとこすり合わせて気持ちよくなった

「舐めて」

ナオキに耳元で囁かれ俺は必死に咥えナオキを気持ちよくさせた

するとナオキはどんどんと早くついてきて射精した


俺は今まで口の中で精子を出されたことなかったから気持ち悪いと思ってしまった

なんか口の中がドロドロしてる・・

でもナオキの精子

でもやっぱり飲めないからティッシュに出した

そのままナオキは俺にもたれかかった

「超キモチよかったよ」

そしてナオキは寝てしまった


よっぽど仕事で疲れていたのか・・

一人で射精して寝るとは・・

俺はただの性欲の捌け口にされただけだった

俺はまだビンビンだ


寝ているのをいいことにナオキの体を触りまくった

乳首を触ってみる

黒い乳首をコリコリ触る

割れた腹筋を舐めた

そして射精したチンコを咥え俺は自分のチンコを握りティッシュに発射した


キモチイイ


ナオキの匂い

凄くいい匂いがした

俺はナオキに抱きついてその夜は一緒のベッドで寝た

またあのナオキの温もりを感じれるなんて夢みたいだ

その幸福感とは裏腹に 

射精した後の罪悪感で俺はなかな寝付けない

これは完璧な浮気

ナオキの子供たちが浮かんだ

奥さんにも悪いことをしているようで・・・

引用なし

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Re(1):君の温もり 8
 ニコニコ  - 09/5/7(木) 18:11 -
なんか切ないっす・・・続きが気になります。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB720; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; YJSG3)@softbank220008168054.bbtec.net>
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君の温もり 9
 ケンジ  - 09/5/7(木) 22:30 -
アラームが鳴り響く・・・

うるさい・・・


アラームじゃない?


ガバ!!

起きると11時だった


ヤバイ!!!


仕事!!

俺は急いで仕事に向かった。

もう業務は始まっていた


「松尾君何をしてたんだね。君は。電話しても出ないし」

「すいません。寝坊してました」

「何年仕事やってるんだ!?」

こっぴどく怒られた

ナオキは無事に行ったのだろうか・・・っていうか起こしてくれてもいいのに・・・


昼休憩のときにメールが入った

「お前間に合った?」

間に合うわけがないのに(怒)

俺はとりあえずシカトした

自分だけぐっすり眠りやがって俺は考えごとして寝れなかったのに・・・そのせいで遅刻したじゃないか

でも自分のミスなんだよな・・・


そして業務が終わり七時ぐらいになって電話があった

ナオキから・・・
もうシカトしてやろう

でもしつこく鳴るから出た

「はい!?なんだよ」

「なんでケンジ怒ってるん?」

「なんで自分だけ先に出たんだよ?」

「ケンジがあまりにも気持ちよさそうに寝てたから。昨日なんかしたっけ?」

この男全然覚えてないんかい

ムカツク・・・いくら酒に酔っててもそれぐらい覚えておけよ

「今日も奥さんいないんだ。飲も!?」

「今喧嘩してんの?今日は飲まないよ。明日仕事だし。明日遅刻したら俺クビになっちまうし」

「いいジャン。クビになったら俺がお前の面倒見てやるよ」


ドキ・・・

ちょっと俺はドキっとしてしまった
そしてまたナオキのもとに行ってしまった

俺ってつくづくバカだ

やっぱりナオキのことが好きなんだ

忘れられない


昨日一緒に寝てわかった 
やっぱり俺はナオキのことが大好きだってこと

駅の近くの駐車場に車を停めてナオキを待つ


そのとき


「ケンジさん」

若い女性の声

振り返るとそこにいたのはあのお見合いのときの・・・

引用なし

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Re(1):君の温もり 9
 (^O^)  - 09/5/7(木) 22:37 -
すごく引き込まれます☆
続き気になります!

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Re(1):君の温もり 9
 ニコニコ  - 09/5/7(木) 22:47 -
続きお願いします

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Re(1):君の温もり 9
 ユウ  - 09/5/8(金) 1:14 -
続き楽しみ!

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君の温もり 10
 ケンジ  - 09/5/9(土) 9:40 -
後ろにはあのお見合い相手の西山加奈子さんが立っていた

「おひさしぶりです。この間はどうも」

彼女は頭をペコっと下げた

「どうも」

俺も頭を下げた

スーツ姿の彼女は凄く出来るOLみたいだった。スタイルもいいし,絶対男からモテるだろう的な感じの女。

「この間メールしたんですけど,見ていただけましたか?」

ん??メール?

俺はいっさいそんなメール貰ってないから驚いた

「あの今度の土曜日にご一緒にテニスでもと思いまして」


こんな子が俺のことを気にいってくれてるのかな?
俺なんかよりいっぱい男は寄ってくるはずだが・・・


「すいません。メール見ない派なんで(笑)今度の土曜日ですか・・・」

俺はナオキの顔が一番に浮かんだ・・・

そしておばさんの顔も浮かんだ


やっぱり叔母さんにはいい報告したいし・・・

「大丈夫ですよ」

俺はどうしようもなくそんな返事をしてしまった

「本当ですか?じゃあまたメールしますね。それでは」

会釈して帰っていく彼女


そして後ろから肩を叩かれた
「よっ!お疲れ!」

ナオキ・・・

「今の女の人ってもしかして彼女?」

「馬鹿ちげぇよ」

「ふ〜ん」

ナオキは俺の肩に手をまわし飲み屋に連れて行った

そこでは奥さんの愚痴ばっかりだった

「ナオキもう別れる気なんか?」

「でもまだガキが小さいからなぁ〜」

「別れたら駄目だよ。」

俺は諭すようにナオキの肩を叩いた


「もう別れてケンジと暮らしたいな」

ボソっと彼がつぶやいた

え?

「男同士で暮らせるかよ」

俺は内心嬉しかった


そのときメールがきた

あのお見合い相手

’今度の土曜日の11ぐらいに迎いに行きますので○○駅で待っててもらえますか?’’


「さっきの女?」

ナオキがケータイを覗き込んできた

「まぁ〜・・・」

ナオキは笑いながら言った

「お前俺のこと好きなのにその子が可哀想だな」

はぁ〜?


何言ってるんだこいつ


「その子と付き合うんか?」

「まだ分からねぇよ」

「結婚はいいけど,好きでもないのに結婚したら絶対うまくいかないって。お前ノンケのふりするためにその子と結婚する気なんだろ?」

ズキ・・・


ゲイだってバレないように俺はこの子と付き合う気なんだ・・・

叔母さんにも悪いし・・・

だからこの子と付き合う気でいたんだ・・・


本心をナオキに言われて俺はカチンときた

ガタン!!


「うっせぇな!!俺だって嫌だけどしょうがねぇだろ!!叔母さんが紹介してくれた人なんだから!断れるわけねぇだろ!!」

俺はそのまま飲み屋を出ていった


一人で飲み屋街を歩いているとなんかさびしくなってきた

俺って何してんだろ・・・

好きでもない女と今度の土曜日にテニスだなんて・・・

馬鹿だ・・・

でも断れない

そんな優柔不断な自分にも腹立つし・・
わかってて俺に言ってきたナオキにも腹が立った

俺が普通に女が好きだったらこんなことなかったのに・・・


なんで男を好きになってしまったんだろう・・・


死んでしまいたい・・・

すべてが嫌になった

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Re(1):君の温もり 10
 なお  - 09/5/9(土) 15:03 -
やっぱりこうなるのかな
俺も友達以上の彼がいます
恋人になれても、それで終わりな気がする 
今女の子いないけど、いつか悩む日が来るのかな

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Re(1):君の温もり 10
 ニコニコ  - 09/5/9(土) 19:22 -
続きお願いします。

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Re(1):君の温もり 10
   - 09/5/9(土) 22:46 -
待ってました!

いつも楽しみにしてます、頑張って下さい。

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君の温もり 11
 ケンジ  - 09/5/10(日) 11:27 -
なんか体が重い・・・

おきるのもいやだ・・・
ずっとベッドで寝ていたい

仕事嫌だな

休もうかな

俺は非常に体がだるくて嫌気がさしていた

それでも何とか仕事に行く


仕事中も俺はどうしたらわからなくなってきた

男が好きなのに女と結婚しなければいけないのか

もしあの子と結婚したらSEXはどうするんだろう・・・

ちゃんと立つだろうか・・・

もし立たなかったら

好きでもないのに結婚してうまくいくのかな?

そのうちあの子のことが好きになっていくのかな?

もしナオキに出会わなければ俺は普通にあの子と付き合って結婚への道を勧めたのに・・

あいつが出てきたせいで俺の気持ちがわかんなくなってきたんだ

もうあいつには絶対会わない

あいつにだって家庭があんだから。。
俺は今から家庭作っていかないといけないんだから・・・


昼休憩中同期の同僚でで新婚さん中川が肩をポンと叩いてきた

「松尾なんか悩みでもあんの?お前さっきからずっとボーっとしてるけど」

俺はお茶を一口飲んだ


「ぜんぜんないよ。」

無理して笑ってみせた

「お前女のことで悩んでんなら俺に言えよ。最近彼女とはどうなん?」

小指を立ててきた(笑)

「まぁ前のやつとは別れて,今度お見合いした女とテニス行くよ」

「そうなんか。見合いなんかしてたん?結婚するん?」

「まぁね・・・結婚するかもな。俺も後二ヶ月で30だし」

俺は同僚たちには彼氏を彼女と言ってきた。この年になっても彼女がいないってわかったら絶対ゲイって思われるだろうから・・・
セックスの話とかも彼氏の話とかも女に置き換えて話した。ときどき変になるけど(笑)


「そっかよかったな。結婚はいいぞ!!」

同僚は笑顔で言ってきた


俺には結婚という言葉がプレッシャーだった

ズキっとくるというか,考えさせられるというか・・・

20代のときは結婚とか考えてなくても良かったのに・・・

この年になるといろいろと体裁とかあるから本気で考えなきゃいけなくなってきた


業務が終わりケータイを開くと叔母さんから不在着信が2件もきていた

俺はすぐにかけた

「もしもし!!ケンジ君良かったわね!!うまくいって!!向こう側もすごく気に入ってくれてるらしいじゃない!テニスも行くんですって?まぁ〜叔母さんはうれしいわぁ〜 お母さんのお墓に(俺の母)報告できるわね」

叔母さんは終始興奮ぎみでしゃべりたおした

どうやら銀行行ったらあの西山加奈子さんがいたらしく話したらしい。

それからというものずっと30分ぐらい一方的に話してきた

叔母さんの喜ぶ顔が目に浮かぶ・・・

絶対あの人今から結婚式まで予約しそうだ・・・

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Re(1):君の温もり 11
 dorafo  - 09/5/10(日) 13:47 -
続きお願いします

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Re(1):君の温もり 11
 ひろ  - 09/5/13(水) 23:05 -
いつも楽しみにしてます。ケンジさんの作品は俺の中で1番です!

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君の温もり 12
 ケンジ  - 09/5/16(土) 11:42 -
土曜日


とうとう西山加奈子さんとのデートの日・・・

あぁ〜面倒くせぇ〜

あれからナオキからメールは一向にない

やっぱり俺が切れたからメールしてこないのかな?メール来ないかな?

窓を見ると大雨が降っていた


デートは中止かな?

俺は心の中でガッツポーズ!笑

とりあえず電話してみる

「おはようございます。大雨ですね。今日どうしますか?」

俺は残念そうに演技した。。

「じゃあ水族館とか行きませんか?一週間前ぐらいにオープンしたんですけど・・・あそこは完全に中でも見れるし。動物はお嫌いですか?」

げっ・・・中止じゃなくて水族館かい!

「いえいえ僕は動物大好きですよ。」

「そうですか。よかった」

すごくうれしそうな声・・・そんなに俺とデートするの楽しみだったのかな?なんか心が痛んだ

こんな俺なんかを好きでいてくれるのかな?
なんか申し訳なくなった

俺はただゲイだって隠すためにデートするだけなのに


俺は家を出て駅まで車を出した

駅で彼女は待っていた


それから水族館へ行くことになった

彼女はすごくうれしそうだった

ニコニコ笑ってる


俺は楽しそうな彼女を見るたびにズキと胸が痛くなった


食事のとき・・・

「ケンジさんは子供好きですか?」

「僕好きですよ。将来は三人ぐらいほしいです」

「よかったぁ〜」


すごい笑顔で俺に返してきた。。良かったって?笑


この人マジで俺と結婚する気なのかな?


水族館を一通り見て帰ることになった

そしてその帰り道

「この後どうします?夕食でもどうですか?」

僕は夕食に誘ってみた

「はい是非!!」

西山さんはお嬢様だから高い料亭なんだろうけど・・・
俺は知らないから王将に誘った

それでも彼女はうれしそうに食べた

すごくいい子なんだ

こんな安い料理なんか食べたことないんだろうなって・・・


食事を終えるぐらいになり・・・
彼女は突然俺の家に行きたいと言い出した


「え?お部屋ですか?・・・」

「はい!」

げっ・・・俺の部屋はDVDやらいっぱいあるんですけど・・・


そう思いながらも俺は承諾した

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君の温もり 13
 ケンジ  - 09/5/16(土) 11:58 -
部屋につき彼女を玄関に待たせすぐに片付けた

そして彼女を部屋に招きいれ

とりあえずスパイダーマンを見た

一通り見てから何もすることがなく沈黙が流れた

「・・・」

すると彼女は何を思ったのか

僕の肩に頭を乗せてきた

え・・・

これはキスしろということ?

俺は彼女の肩に手を回した

すると彼女は俺を見つめてきた

キス?


俺はとりあえずキスしてみた

チュ

彼女は赤くなった

この後どうするんだろ?

でもこのままセックスしたら本当に結婚しないといけなくなるのか?

そう思いながらもキスをずっとした

以外に彼女は大胆で俺に抱きついてきた

「いいんですか?」

俺が問うと彼女は何も言わずに頷いた・・・

これはセックスするしかないのか?

俺は男と同様にセックスを試みた

一回も女としたことないからよくわからないけどギコチナいながらもがんばった

彼女のあそこは濡れまくっていた

なのに俺のチンコはまったく反応しない

さっきからぜんぜん立たない

ぜんぜん興奮もしない


だめだ・・・汗


「どうしたの?」

彼女は赤い顔しながら俺に言ってきた

「すいません。あの・・・立たなくて」

「あ・・・そうですか」

彼女は申し訳なさそうな顔をした

「ごめんなさい。私が勝手に・・・私ケンジさんのことひ大好きです。だから大丈夫です」

彼女は服を着だした

「すいません。俺が悪いんです」

ずっとそこから気まずくなった

彼女にもうしわけない気がした

彼女は帰っていった・・・

俺って情けない

チンコが反応しないなんて

やっぱ俺男の裸じゃないと無理なのかな?

なんで普通に女とセックスが出来ないんだろう・・・

俺は泣いた

なんか知らないけど涙が出た

なんで俺はゲイなんだろう・・・

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Re(1):君の温もり 13
 かんなぎ  - 09/5/16(土) 17:09 -
続きが気になる!

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君の温もり 14
 ケンジ  - 09/5/16(土) 23:40 -
それ以来彼女はメールも電話もしてこなかった

俺に対して悪いと思ってしまったのだろうか・・・

俺は謝りたくて電話した


「もしもし・・・」

彼女は緊張した声で出た

「もしもし,あの前はごめんなさい」

「いえ私の方こそハシタナイことしてケンジさんを困らせるようなことして本当にすいません。私最低な女なのでケンジさんとお付き合いする資格はないと思ってメールも電話もしませんでした」


「俺が一番いけないんですよ」

「いえいえ私のせいです。私のこと嫌いになりましたか?」

「嫌いになんてなりませんよ」

「良かったぁ〜」

彼女はすごく安心した声で話した
うれしそうだった

俺はその喜んだ声を聞いて本当のことを言わなければと思った

「あの・・・俺・・・実は君に謝らないといけないことが・・・」

「え・・?」

「俺実は・・・」

「・・・」

「女の子とああいうことしたの初めてなんだ」

「え。・・・それって・・?」

俺はゲイであることを言うのは彼女にとってもこくだろうから,遠回りな言い方で言ってみた・・・

「ケンジさんは誠実な方なんですね!!だったらなおさら私が変なことしてしまってすいません」


えぇ〜なぜそういくかな?ピンとこないのかな?

俺は困った

「あの・・・またデートしてください」

彼女は恥ずかしそうに電話ごしに言う

俺はちゃんと言わなければいけないのになかなか言うことが出来ない

もしゲイだとバラしたら,そのうわさが広がり,職場まで行ってしまったらどうしようか。もしお客さんたちにまで広がってしまったら・・・そんなことを考えた


「あの・・・本当に言いにくいんだけど・・・・実は俺好きな人がいるから君とは付き合えない。その人と結婚する気でいるんだ」


「え・・・・」


彼女は黙った

「今まで黙っててごめん。君のうれしそうな顔とか見てたらなかなか言えなくて」

「そうですか・・・私はケンジさんのこと大好きでした。それだけでもわかってもらえたら嬉しいです。もっと早く言ってほしかったです。ケンジさんのこと大好きすぎてなかなか忘れられないかもしれないけどがんばって私忘れます。ありがとうございました。お仕事がんばってくださいね」


そして電話をきった

本当に最悪なことをしている
でもゲイだと言うより,良かったのではないかと思う

どっちが正しかったのかはわからないけど


俺は正直にゲイというのが怖かったんだ

うそをついて彼女を傷つけた

俺の心はズタズタだった

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Re(1):君の温もり 14
 けいおん  - 09/5/16(土) 23:51 -
切ないっす…続き凄く気になります。

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君の温もり 15
 ケンジ  - 09/5/19(火) 22:40 -
なんだろうこの脱力感・・・

そしてこの心の痛みは・・・

俺は西山加奈子さんを自分があいまいな態度で傷つけてしまったことをずっと後悔していた

今日も仕事あるのに休んでしまった


こんなんじゃあダメだ・・・

そんなこと思ってもなかなか体が動かない

俺は一人,ベッドに横たわった

テレビをつけると,うたばんがあった

うたばん見ても笑えない・・・


テレビを消してまた寝る

食事ものどを通らない

そしてついに次の日も休みをとってしまった

今度は体がだるい

石のようだ

こんなに休んだらクビだろうな・・ 

もう俺の居場所はないだろう

そんなこと思いながらもMステを見た


そんなとき

着信があった

ナオキ・・・

ドクン・・・

俺は思わずとった

「ケンジ?お前元気か?」

「あぁ。何?いきなり?」

「いや前すごく怒って帰ったから心配だったんだ」

ドクン・・・

心配してくれてたんだ・・・
ちょっと嬉しい

「つーかケンジ仕事は?」

「もうやめた」

「はぁ?お前銀行やめたん?」

「だって俺ずる休みしちゃったし」

「何があった?」

ナオキは心配そうに聞いてきた

そのナオキの声を聞くと俺は涙が出てきた

いい年して泣くとかキモイけど俺は涙がこらえきれない

「何泣いてんの?お前?今家?」

「うん。」

ガチャ・・・

え?

電話を切られた

そして30分くらいするとチャイムがなった

俺が出るとそこにはスーツ姿のナオキが立っていた

もう夜の9時なのに。

「ナオキどうしたん?」

「いや,お前が心配になったから」

「はぁ?奥さんに何て言って出てきたんだよ」

「今奥さん実家に帰ってるし大丈夫」

「お前らもしかして別居してんの?」

「まぁな」

ナオキはズカズカとあがりこむと冷蔵庫からビールを取り出しあけた

勝手に寛いでる

「俺が全部聞いてやるよ」

ナオキはビール片手に俺の話を聞いてくれた

今まであったこと全て話した

ナオキがいるとなんだか元気になってくるのは気のせいかな?

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君の温もり 16
 ケンジ  - 09/5/19(火) 23:02 -
ナオキは俺の話をずっと何も言わず聞いてくれた


「お前さもっと自分に素直になれよ」

ナオキが俺に言った

俺は無理してその子と結婚する気でいた
ナオキのこと好きなのに嘘ついて女の子を無理やり好きになろうとして実際には立たなくて,相手を傷つけた
俺がもっと素直にならないから

ナオキの言うことは正しくて俺は何も言い返せなかった


「お前結局何がしたいん?叔母さんのために結婚するんか?」

ズキ・・・

痛いところ突かれた

「別にそうじゃない。でもやっぱ周りの人みんな結婚してるし」

「そんなの関係ないだろ?結局さんざん彼女傷つけて仕事休んでお前馬鹿だろ?」

「結婚して子供のいるお前にはわからねぇよ!俺の気持ちなんて!」

ズケズケと言われ腹が立った俺はまた感情的になった

「もううんざりなんだよ!!なんで結婚しないと普通じゃないんだよ!なんで女好きにならないといけないんだよ!!俺はただ好きな人と一緒にいたい」

俺は思わず大声で言ってしまった


「好きな人って誰だよ?うん?」

ナオキはわかってて俺に聞いてきた

自分だって言わせたいんだろう

「俺が好きだって言ってみろよ」

「お前じゃねぇよ」

俺は必死に強がってみせた

「じゃあここで脱いじゃおっかな」

ワイシャツを突然ナオキは脱ぎだした 

そしてベルトに手をかける

そしてボクサーブリーフ姿とワイシャツを微妙に脱いでるカッコウ・・・エロイ


俺は釘付けになった

「何見てんだよ?」

ナオキは俺の目の前でわざと股間を触ってみせた

「舐めたいんか?」

「舐めたくねぇよ」

ナオキは自分の股間をまさぐり感じてみせた

俺はたまらず勃起してしまいナオキから目線をそらした

「おい何お前固くしてんだよ。俺の股間見て勃起したんか?」

ナオキは俺の股間をまさぐってくる

「ケンジ君・・・なんですか?このちんちんは。。大きくなってませんか?」

ナオキはズボンのチャックを下ろすとパンツごしに俺のちんちんを上下に動かした

そして生で触ってきた

「あぁ〜〜あん」

俺は思わずエロイ声であえいでしまった

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Re(1):君の温もり 16
 ユウ  - 09/5/20(水) 0:14 -
ナオキくんと幸せになって欲しいな〜
素直が一番!!

続き楽しみに待ってます。(^o^)

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Re(1):君の温もり 16
   - 09/5/20(水) 7:28 -
続きお願いします!

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Re(1):君の温もり 16
 yu  - 09/5/27(水) 2:19 -
続きが知りたいです!

引用なし

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君の温もり 17
 ケンジ  - 09/5/27(水) 20:46 -
俺のズボンを脱がしナオキはパンツを下ろした

「うわぁ〜〜ギンギンだな。お前どんだけ勃起してんだよ。なぁ」

ナオキは俺のカチカチのチンコを手で弄んだ。

そして手で思いっきりしごかれた。

オナニーとは違う快感が押し寄せてくる。

「あぁん!イク」

すると寸止めでナオキはとめる

俺は我慢汁を垂らした

「一人だけ感じてんじゃねぇよ。俺のしゃぶれよ」

ナオキは俺にひざまづかせてパンツごしに俺の顔におしつける

俺はナオキの股間を揉んだ

なんて興奮するんだろう


うまく息が吸えないぐらいの興奮


もみもみペニスを揉んでいくとしだいに固くなる

俺はパンツごしにチンコを舐めた

ナオキのチンチンを舐めてるだけで俺のチンコはもうマックス

ナオキは俺のチンコを足でシコシコしてくる

パンツを下ろした

使いまくった黒いチンコ・・・完全に剥けてる

興奮する

まず舌で亀頭を舐めてみた

そして奥まで舐める

俺は興奮しすぎてあまり覚えていないがすごく興奮していたのは覚えている

むしゃぶりついた


どんどん俺の口で固くなる

ナオキは口からはずすと俺を立たせて後ろを向かせた

もしかして尻に入れる気か?

「ちょっと待ってくれ。俺ケツは使ったことないから」

「なんだよ。俺の入れたくないのかよ?」

「そうじゃないけど」

するとナオキは俺のケツの割れ目にチンコを這わせた

そして又に挟みチンコを動かしてきた

ナオキのチンコが俺の又で動く


それだけで俺は興奮する


ナオキの腰使いが荒くなる

精液で又はベトベトになった

「ヤバイ・・・俺イキソウ・・・いっていいか?」

「うん」

ナオキは俺のケツにつけて一気に放出した

生暖かいものが俺のケツにつく


「はぁはぁ・・・・・気持ちいい」

ナオキはしばらく余韻に浸っていた


「ケンジもいきたいか?」

俺はコクっとうなずくと後ろから抱きしめられた

そしてチンコを握られた

激しくしごいてくる

「ぁぁん!!あぁ〜〜イクイクイク」

俺はすぐにイってしまった


放心状態になった


あまりの快感に体が動かない

ここまで興奮したのは初めてだった

ナオキは風呂場に行くとお湯をためていた

「一緒に入ろ」

俺はナオキに体をを洗ってもらった

「マジエロイなお前。思わず興奮してケツにかけたし」

お風呂に入ってる間ナオキは俺を抱きしめてくれる

向かい合うとキスをしてくれた

俺が舌を出すとナオキも絡ませてきた


お風呂に入った後は俺たちは裸で抱き合った

ナオキの温もりを感じながら俺は眠りについた

なんて幸せなんだろう

こうやって裸で抱き合うことが凄く幸せに感じた


好きな人と一緒にいれることがこんなにも幸せなことだなんて

引用なし

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Re(1):君の温もり 17
 お持ち帰り  - 09/5/27(水) 21:02 -
どうなるんだろ…
続きお願いします

引用なし

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Re(1):君の温もり 17
 dorafo  - 09/5/28(木) 18:48 -
続きお願いします。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB720; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; YJSG3)@softbank220008168054.bbtec.net>
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君の温もり 18
 ケンジ  - 09/5/28(木) 19:47 -
朝,アラームで起きた

目をあけるとナオキがいた

ナオキはまだ寝てた

ナオキの胸の鼓動が聞こえる

トクントクン・・・


なんだか凄く幸せ

こうなることを何度望んだことだろうか

俺はギュっとナオキを抱きしめた

そしてまたウトウト・・・

するとナオキは目を覚ました

「おはよう」

「おはよう」

ふあぁ〜眠そうにあくびをした

「やべ朝立ちしたわ(笑)まだ俺のチンコ元気だろ?」

ナオキは朝立ちのままトイレに入った

小便の音が聞こえる

俺は服を着て朝食を作った

味噌汁とご飯,卵焼き

二人で朝食食べるなんて一回もなかったからなんか照れた。。
なんか夫婦みたいな


「ケンジキモ・・・何笑いよん(笑)」

「いや,俺たち夫婦みたいだなって(笑)」

二人で笑いあった

「今日,仕事休みなん?」

「うん。どうする?どこ行く?」

「マジで?じゃあ山登りでもする?」

「なんで山登り?」

「いいじゃん」


俺が運転して山に行った

山登ってるときにナオキはいろいろと話してきた

「もう俺奥さんと別れるかもしんない」

「マジで?子供どうするん?」

「それなんだよな。やっぱアイツに付いていくんだろうけどな。養育費払わないとな」

「俺たちで育てるか?(笑)お母さんはお前ね(笑)」

「はぁ?無理だろ(笑)」

そんなことが出来たらいいけどね。ナオキの子供なら俺は可愛がれると思った


頂上まで登った

誰もいない

俺たちはベンチに座った


するとナオキが手を握ってきた

「覚えるか?高校生のとき屋上で手を握っていろいろ話したの」

ナオキのゴツゴツした手・・・懐かしい


「うん・・・覚えてる」

「俺あんときお前のことすげぇ愛しく思ってた。でもこれ以上好きになったら俺ゲイになっちまうって思って一生懸命嫌いになろうとした。だから・・・」


ナオキは俺のことずっと好きでいてくれたんだ・・・

俺だけが好きじゃなかったんだ

ファミレスで再会してから俺への想いが忘れられなくて奥さんともうまくいかなくなったらしい

「ケンジのこと忘れたことなんて一度もなかった。俺はお前が好きだ」


ナオキは俺を抱き寄せて強く抱きしめた

引用なし

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Re(1):君の温もり 18
 お持ち帰り  - 09/5/29(金) 7:07 -
毎回続き楽しみにしてます!続きよろしくお願いします

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Re(1):君の温もり 18
 ユウ  - 09/6/1(月) 0:58 -
続きお願いします!!

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君の温もり 19
 ケンジ  - 09/6/1(月) 9:12 -
ずっとナオキに言ってもらいたかった言葉

「好き」って言ってもらえた


「俺もナオキのこと好きだ」

俺たちはずっとイチャイチャしまくった(笑)
どこのバカっぷるかってぐらいに


昼ぐらいになるとナオキは家に帰って行った。

奥さんとちゃんと話するらしい。

俺は仕事を探すことにした


ゲイだろうとノンケだろうと人を愛する気持ちは同じだってことに気づいた

俺は体裁ばかり気にして本当の気持ちを伝えてなかった


だから今度からは正直に生きたい

一度きりの人生だから・・・

後悔したくない


俺たちは新しいマンションで暮らし始めた

いつまでこの愛が続くかわからないけど俺はナオキをずっと好きでい続けていると思う


end


これは僕のリアルな気持ちを表現したものです。僕も今同じ学校の男の子に恋してます。その人はノンケなのかわからないけど多分ノンケの人です。
僕も体裁気にして本当の気持ちが言えなくていつもモヤモヤした気分になってます。いつか告白したいなって考えてます。
これからも書き続けるので読んでくださいね。変な文章ですいません。まだまだ未熟者ですが,これからも宜しくお願いします

引用なし

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Re(1):君の温もり 19
 かずま  - 09/6/13(土) 3:56 -
ケンジさん、毎回楽しみにしています。

高校生時代の話(医者の息子の彼氏さんとお風呂エッチなどをした時の話)も、ケンジさんが書かれたものですよね?

それ以来、めちゃくちゃファンです(笑)。いつも本当に楽しみにしています。


今回のお話はエッチなことは差し置いて、すごく感動しました。

自分も周りの目が気になって、男性とはエッチなんてもってのほか、誰一人として付き合ったこともカミングアウトしたことも無いんです。

ケンジさんの気持ち、痛いほど分かります、自分も本当に胸が苦しいです。

文中のケンジさんの気持ちに、自分の心中が重なって涙が出ました。

ただ、これを読んで自分と同じような境遇の人もいるんだと、少し勇気付けられた気がしました。

語彙が少ないので変な感想になってしまい、また読みづらく、すいませんでした。

次回作も期待しています。

引用なし

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