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青春の1ページ1 健介 07/11/25(日) 20:18
青春の1ページ2 健介 07/11/25(日) 20:31
青春の1ページ3 健介 07/11/25(日) 20:37
青春の1ページ4 健介 07/11/25(日) 20:47
青春の1ページ5 健介 07/11/25(日) 20:57
青春の1ページ6 健介 07/11/25(日) 21:35
Re(1):青春の1ページ6 はるぼう 07/11/25(日) 21:45
青春の1ページ7 健介 07/11/25(日) 21:52
青春の1ページ8 健介 07/11/25(日) 22:24
青春の1ページ9 健介 07/11/25(日) 22:47
Re(1):青春の1ページ9 07/11/26(月) 21:28
Re(1):青春の1ページ9 けんず 07/11/27(火) 3:21
Re(1):青春の1ページ1 07/11/28(水) 14:10

青春の1ページ1
 健介  - 07/11/25(日) 20:18 -
俺の名前は、坂田健介。


地方のど田舎で育った普通の高校二年。


バレー部に所属し、168センチの身長でリベロをつとめている。


先輩達が引退してからキャプテンを任されていた。


ここ数年、俺達の高校は県ベスト4止まりで、県1位を目指している。


約40人の部員は皆坊主頭、高校バレーに人生を賭けてるといっても過言では無い。

引用なし

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青春の1ページ2
 健介  - 07/11/25(日) 20:31 -
2年の8月…


授業が終わり、通常通り15時から20時半までの練習を終えて着替える。


友達「ケン、早くしねぇと電車遅れるぞ。」

俺「おう。」


いつもと同じこの言葉をかけて来るのは、部内で1番仲が良く、俺がひそかに想いを寄せている石原奏(ソウ)。
178の身長でうちのエースアタッカーだ。
俺とは違って綺麗な二重に高い鼻立ちは、学校中の女から注目を浴びている。


俺は奏の事が大好きだ!
着替えるときに見える体を毎回おかずにしていた。

今のままの関係を崩したくなかったので、もちろん想いは伝えていない。

引用なし

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青春の1ページ3
 健介  - 07/11/25(日) 20:37 -
部活が終わった後、俺はいつも奏と一緒に駅まで帰る。


お互い方向は違うが隣街に住んでおり、電車通をしている。


駅に着くと、


「また明日な。」


と、この言葉をいつも交わして別れる。


この何でもない日常が俺には幸せに思えた。

引用なし

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青春の1ページ4
 健介  - 07/11/25(日) 20:47 -



俺は毎日遅刻しそうな勢いで、玄関を飛び出して駅に向かう。


「ハァ、ハァ、何とか間に合った。」


と、ここ最近、中腰でこの言葉を毎日発してる気がする。


女「ケンちゃん。おはよう。」
俺「おう。おはよう。」

不機嫌な声で、俺はその女を振り払うようにホームに向かう。


この女は中学の後輩で、同じ高校に通う一年。


中学の後輩だと知ったのはつい最近で、田舎のチンピラ高校生にナンパされてたのを俺が助けたからだ。


それからは、俺に会うたびいつも付きまとう。


(えらいな奴を助けたもんだな。)


こう思ったのは何度目だろうか。

引用なし

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青春の1ページ5
 健介  - 07/11/25(日) 20:57 -
女「ケンちゃん、ネクタイ曲がってるよ。サツキが直してあげる。」


俺「いいから。これが最近のファッション。」


と、軽く振り払う。


名前はサツキで、小さくてそこそこ可愛い。


しかし、バイの俺でもあまりタイプな性格でもないので、妹程度しか見ていない。


前に携帯を取り上げられ、勝手にアドレスを交換されたので、授業中だろうと、毎日のようにメールが来る。


俺が返事を返さないのがいけないのかも知れないが。


何度も告白され、断り続けるが、やはりしつこい。


電車の中でサツキの話を軽く流しながら、学校についた。

引用なし

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青春の1ページ6
 健介  - 07/11/25(日) 21:35 -
奏は同じクラス。


教室で漫画を読んでる奏の後ろに気付かれないように回り込み、


「わっ!!!!」


っと脅かした。

見事にビックリした奏は本を投げ、椅子から落ちた。

「こん、クソガキ。」


と、笑いながら怒る。


まるでバカップルみたいだと思い、俺は笑った。


そこに、

「おはー」
「おはー」


と、朝からテンション高めの二人が声を揃えて入ってくる。


その二人は野球部の原田敏明(トシ)と横田宏(ヒロ)。

トシもヒロも野球部だけあり、色黒でガッチリで、俺のタイプだが、やはりタイプは奏だ。

トシは、身長165センチで少し濃いめの顔に毛深い。けどやはりかっこいい。

ヒロは身長174センチで、童顔で可愛い感じだ。


俺達四人は良く一緒に絡んでいた。


「明日、練習何時から?」


と、トシが聞く。


俺「土曜だから…昼から。」


野球部の二人は顔を合わせてニヤニヤと笑う。

「ナニ?」


と、俺が問うと


「野球部休みやから、俺ん家で今夜飲まねぇ?」


と、ヒロに言われたので、俺達は

「OK」

と速答した。


トシ「バレー部の方が早く終わるから買い出しよろしく。」

奏「おいっ!俺ら家が隣街だから私服取りに帰る暇ないぜ?」


ヒロ「健介の頭でなんとかなるだろ?よろしくな!」


と、無責任な言葉をのこして二人は去っていった。

引用なし

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Re(1):青春の1ページ6
 はるぼう  - 07/11/25(日) 21:45 -
こんばんは☆
スポーツやってる人って魅力的ですよね!!
いいな〜。

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青春の1ページ7
 健介  - 07/11/25(日) 21:52 -
部活が終わり、俺と奏は街中から少し離れたコンビニへ向かった。


奏「客も少ないし、店員若いから行けるやろ?」


俺「おう。」


俺達は強盗の様に足早に中に入り品物をカゴに入れる。


大量にカゴに詰め込みレジに向かった。


店員「まだ、高校生ですよね?」

俺「親に頼まれたんや。さっさとしてくれんけ?」

少しキレ気味で言う。

その時、


「おい、どうした?」


と、中から店主っぽい、組の総長みたいな、怖いおじさんが出て来た。


冷や汗が出て来た。


俺達を見てすぐに状況を察知したみたいで、


「せめて私服できてほしいなぁ。あんま飲み過ぎんなよ。あと、この店で買ったことは内緒ぞ。」


そう言って、また中に入って行った。


俺と奏はお礼を言ってそそくさと店を出てヒロの家に向かった。

引用なし

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青春の1ページ8
 健介  - 07/11/25(日) 22:24 -
ヒロの家に着いて、トシが来るのを待つ。


俺「風呂かりていい?」
奏「汗くせぇし。」


ヒロ「ああ!時間短縮のために一緒にな。」


奏「えーーーー。」
俺「えーーーー。」


と、声を揃えたが内心嬉しかったが、


ヒロ「うそうそ。タオル、Tシャツ、パンツあるから。」


そういって何処かに消えた。


俺と奏は目を合わせて、

「一緒に入っちゃう?」
「おう。」


なんて言いながら、本当に一緒に風呂に入った。


何故か恥ずかしいという気持ちも無く、逆に見せあったり触りあったりして入る。


見る見るうちに俺と奏のブツは太くなり、笑い合う。


俺「俺ら何してるんだろうな?笑」


奏「どんだけ欲求不満だよ!」


また笑い合って風呂を出た。


(興奮したなぁ)


すると、トシが来た。

引用なし

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青春の1ページ9
 健介  - 07/11/25(日) 22:47 -
奏「お前、胸毛見えてるし!爆笑」

トシのタンクトップからはみ出る胸毛に反応した奏が、すかさずトシにツッコミを入れた。


トシ「魅力的だろ?」


俺「萌えーーーー。」


また他愛のない会話をしていると、


ヒロ「母ちゃんがカレー作ってるからリビングこいよ。」


と言い、リビングに足を運んだ。


さすが体育会系で、皆、二杯ずつ食べた。


ヒロ「ちっとは遠慮しろよな?」


ヒロの父ちゃん「女を食えない分飯食っとけ。」


ヒロの父ちゃんの言葉に爆笑し、食卓は盛り上がった。

引用なし

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Re(1):青春の1ページ9
   - 07/11/26(月) 21:28 -
久しぶりに良い作品だよ!!
現在まで☆☆☆☆☆です。
続き宜しく!!

引用なし

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Re(1):青春の1ページ9
 けんず  - 07/11/27(火) 3:21 -
続きまって松☆

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Re(1):青春の1ページ1
   - 07/11/28(水) 14:10 -
アオッサがある県の人でしょ?W

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