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ブルーハワイ シモ 08/2/22(金) 22:24
ブルーハワイ シモ 08/2/22(金) 23:30

ブルーハワイ
 シモ  - 08/2/22(金) 22:24 -
 今日も家から地面を叩くかのように長い坂を下る。 勢いは此の先の信号にあり… 完璧にスタイリングした髪、途中、うつ向きかげんの女子の冷たい視線、 スニーカーが黒くなる事なんて忘れてた。

 腕時計は持っていない。 ケータイはポケットの中に在るけれど、音楽、聴いているから無闇に出すと、ああなんの。

イヤホンと腕が絡まって落とすわけ。

 そんな小さな不幸に注意する苛立ち、背負いながら、突っ走る。 アブリルの"マイ・ハッピーエンディング"が此の姿を絵に変えるんだ。 自分、頑張ってるよ って

 橋を渡って、ちょっとした登り坂をひょいと越えたらやっぱり、赤信号。

 バスがボクの前を横切る。 一台行って…二台、此処のバス停は時間にルーズでこんなの当たり前。 一台、遅れたら皆、遅れる。 プラス、信号機は待ち時間が長く、急ぐバスは見向きもせずに消えてゆく…


今だ!


 て、青に変わった瞬間に、二台目のバスが客を下ろすギリギリ、突っ込む。 そして、お決まりの何気無い顔。 其れでも

「何とか五分前に着きそう…」

 ふつふつと開く毛穴、ワックスが汗で溶けてそうな感覚、窓に写る自分は疲れてる。 服も拘らないし、格好良いなんてめったに言われないし、最悪な人生を選択したもんだ…


ボクのハッピーエンディングってこんなもんよ。 きっと


 駅に着いて其所から30分、快速に乗る。 他人が窓側に居てもお構い無く座る。 何時からだろう…、今まで人とは距離を置く人間だったのに何かがボクをこうした。

 家から一時間も掛かる今のバイト先。 こうもして行く理由は、一ツの恋が切っ掛けだった。 去年の夏、キミはボクを如何思っていたのか聞きたいね。 今、誰も好きにはなれないんだよ。


ヒロキ… 生きるって、とことん不思議な事だと思うよ。

引用なし

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ブルーハワイ
 シモ  - 08/2/22(金) 23:30 -
 世の中、例外は数多く在る。 神様が見落とした数式。 「人、皆、平等」と云う言葉の裏には「人、其々」が在る。 プラスマイナスでゼロになる。 でも時々、プラスプラスでゼロになる摩訶不思議な数式。


 同性愛、ボクの荷物の一ツ。


 去年の二月、ボクは体だけのお付き合いってのに興味があって掲示板に書き込んだ。 いや、死んでた。 冷えてたんだ。 そん時、年下のコとメールのやり取りしてて好きだったんだけど、ボクの為に嘘を吐くし、見栄を張るから嫌気がさしてて

 "良い出逢いってのがゲイには中々無いし"

 直ぐ様、ケータイのバイブが振るえる…、オジサンばかり。 いかにも、渇いていそうな人達。 其の中に今後、ボクの人生を左右に揺らす最高な男性と知り合う。 メールが着た三日後、彼と会った。

 小さな頃から見てきた田舎道は恐いような。 ドキドキでいっぱい小さな車の中。 無言。 互いの鼓動っぽいのが囁きながら優しくしてもらった。 今までの遣ってきた人の中で一番、幸せを感じ、彼も同様だったみたいで… 気持ちは忽ち晴れ、零れる声。

 暗くて手探りで顔を確かめて、ふとしたら見つめあってて、笑ってみせた。 「可愛いよ」とか言われて、「格好良いね」って、返した。

 ヒトツになった時にさ。 まだまだ寒い時期だったから足が冷たいから、あんまりにも嬉しくて彼の胸にそっと当ててみたら

「わっ!」

 とか、言っちゃってさ、ボクをギューって力強くと云うか、優しさを放漫に使って抱いてくれたんだ。 車の中がやけに温かいのを今でも覚えてる。

 其の後も、何度もギューって、ギューって、キスして、鼻を付き合ったり、最高な夜だった。 帰りに缶コーヒー、おごってくれて、「これ誰だか分かる?」って、見せてくれたケータイの待受。 ビヨンセだったな。


 でも、ボクは彼の名前を知らなかった。 彼のメールが着た時、年下のコのメールやオジサンのメールを消して、一緒に消去してんだ。

とっさに出した最後のメール。

「名前、何ていうんだっけ?」

遣っちゃった。

其れからは返信されなかった。

 オジサン達が必死に出会いを求めて頑張っるのにボクは台無しにしたよ。 最低だ… もう掴めない幸せを捨てたんだ。 もう、こんな風な事、遣らないって決めた。


其れから三ヶ月後、

ヒロキと逢うんだよ…

彼にそっくりな。

でも、


キミはノンケなんだよね…

引用なし

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