いつも明るくて面白い君の周りには、まるで磁石のように人が集まってくる。全然カッコ良くも可愛くもない、おまけに俺をイジってくる君、けれども時々できる二人きりの時間に見せてくれる優しさと心遣いのギャップに、いつしか惚れ始めている自分がいた。
嫌われたくない一心から、この気持ちを隠してその輪から抜け出そうとした時もあった。けれども3日目で寂しさに耐えられず、また引き寄せられていった。俺には君が作り上げた蟻地獄から抜け出すだけの体力がなかったんだ。
だから俺は君の親友になる努力をする。趣味も合わないし、君は相変わらず俺をイジってくるけど…。けれども君を裏切らない自信だけはあるんだよ?どんな苦境に立たされても、俺は君の心の支えでありたい。
そう、これが俺の決意。