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ろっく
- 07/5/7(月) 13:02 -
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これは完全ノンフィクションです。
僕は恋をした。それは辛く、切ない恋だった。とても苦しかったし、そのまま死んでしまいたいと思った。あの人が好きな自分が嫌いで、自分自身を殺してしまおうかと思った。
それは僕が高校生の頃だった。入学当初周りには友達はいなかった。高校に入学がくする三週間前に引越してきたので、同じ高校へ行く人がいなかったからである。僕は学校が嫌いだった。というより人見知りをするからだ。ただなんとなく学校へ行き、時間を潰していた。高校二年になり、学校にも多少なじみ、友達もそこそこできた頃、とある人と仲良くなった。そいつはNというやつだ。きっかけはゲームの話だった。
N「君、〜のゲームしてれんだって??」
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ろっく
- 07/5/8(火) 0:59 -
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N「お前〜ってゲームしてんだって?」
これが彼との初の会話だった。僕は、「あ、うん。」など、適当に答えていた。その後、その人とアドを交換し、メールをし、遊んだりしているうちに「うちらってさ、メッチャ気が合うね!!^^」とお互い言っていた。ほぼ毎日遊んだ。ほぼ毎日ゲーセンに行った。そして、頻繁にお互いの家に泊まるようになった。
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ろっく
- 07/5/8(火) 1:11 -
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N「高校の友達家に泊めるの初めてだよ!」
とNは言った。なんだか僕は嬉しかった!そんな日々が続いた。そして、二年生の三学期のとき、事件は起きた。その日も遊ぶ予定をしていた。僕は午後から部活で、Nは午前から部活だった。が、僕は遊びを優先し、部活はでずに、自分の道具の整理をして帰る予定だった。学校の校舎は午後からしか開かなく、僕は午後から登校した。そして、Nと合流した。道具の整理は思った以上に時間がかかるので、Nに一言いったら
N「別に暇だし待ってるよ♪」
といってくれた。このときもなんだか嬉しかった。しばらくして、ほかの部の人が部活を終えて俺らのほうにやってきた。
他の部の人「おう!ろっくにN!なにしてんの?暇ならメシいこーぜ!!」
N「こいつ整理まだ終わんねーからなぁ…じゃ、ろっく!終わったらメールしてよ!」
僕「わかった!」
といいつつも、なんだか切なかった。そのあと、いつも通りゲーセンに行って遊んで帰宅した。そして、夜、メールをした。
その日のことで、僕は頭がいっぱいいっぱいで、「なんで待っててくれるって言ったのにメシ行っちゃったの!?」など、ずっと攻めてしまった。
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ろっく
- 07/5/8(火) 1:54 -
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そんなことをしているうちにNの反応は薄くなり、だんだん仲が悪くなり、次第に僕は、食べ物がのどに通らないくらい病んでしまった。
Nはただの友達なのになんで俺あいつにこだわってるんだろう…!?
もしかして俺…
このとき俺はNが好きだと思った。いや、悟った。
俺は、その後Nと仲良くなりたく、努力した。自分なりに。
Nに謝り、食事や遊びに誘い、卒業までには仲良くなった。が、昔ほどではない。やっぱり、あの事件は俺が一方的にしたことだし、またいつあぁなるか分からないから、相手も警戒心を持つようになったらしい。まぁ、当然だが。
でも、僕はNといるときが一番楽しく、Nといるときが一番落ち着き、Nといるときが一番幸せだった。
そして僕はNにアタックしようと思った。
が、それはできない。一般世間では男と男が付き合うなんてありえない。むしろ差別されルカらだ。そう、あの時悟ったのは自分が
ゲイ
であることだ。
結局そのNにはアタックしなかった。そしてNは就職、僕は専門学校、自然に連絡をとらなくなり、好きな気持ちの薄れていった。今、Nには彼女ができたらしい。
今頃あいつは元気してるのだろうか・・・。
大好きだったN…。
これが僕の切なく悲しい恋でした。
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